タバコ値上げの不公平をぼやく
今の世の中タバコは悪者と言う事である。 確かに健康に害を及ぼす恐れがあり、はっきり言っちゃ毒だわな、そんな物に依存していること自体みっともないともいえるが、それはそれでちゃんと合法的に認められている嗜好品なのである。 自らの健康を害する可能性を理解しつつなおかつ喫煙の習慣を20年にわたって続けてきたのだから、れっきとした納税者と言う事にもなる。 さて本題だが、前回と今回の値上げ(主因は増税)だそうだが、一本当たり一円、一箱20円、なるほどそうかと思うかもしれない、おそらくタバコなんて吸わないで済む方にはそれのどこがおかしいと思われるに違いない。 喫煙者の多くもみんなおんなじだからと思うに違いない。 だが待ってもらいたい、二回で40円されたと言う事は、240円が280円になったということだとお思いかも知れないが、さにあらず、90円が130円になったと言う事実も存在すると言う事なのである。 一般的と言われる240円のタバコが280円になる実質15%の値上げなのだが、90円のタバコの場合なんと約45%の値上げと言う事なのである! 単価の安いタバコほど税率が高い!つまり安いタバコを吸う人ほど高率の税金を支払う!金持ちほど税率が低い!ふざけるな!と言う事なのである。 そのまた前の値上げの時、福次郎はタバコのランクをまた一つ落として現行の紙巻タバコの中ではもっとも安い銘柄にした、110円だったエコーという銘柄が130円になったからで、130円は福次郎の許容範囲を超える。 今回最低価格のゴールデンバット(フィルターなし)が130円となった。 つまりこれももはや福次郎には手の届かないも物になったということなのです。 一本当たりという課税の根拠が何処にあるのか知らないが、低価格帯喫煙者にとってはあまりと言えばあまりの仕打ち、タバコを止める気など更々無いが、もう吸えるタバコが無い。 止めたくは無いが、もう買えない! 禁煙する度胸も根性も無いが、買えない物は吸いようも無いので、結果として我慢する事になる。 せめて増税が一律x%というものであったなら。 ぼやいてみたくもなる。 とても強引な言い方だとは思うが、想像してもらいたい。 明日から口紅に課税、高級品低価格品に関わらず全品一律、一本当たり500円の値上げです。 明日から白米、超高級魚沼産こしひかりも政府流通米も全て一キロ当たり20円の課税。 ともかく、価格差に関わらず量に比例して課税!! これが公平原則と言えるか!!