回顧録その5-13年目の危機-
第9代ロイヤルの魅力はそのプロポーションにあった。他の歴代クラウンより表情が柔らかいのがお気に入りだった。防汚&脱臭シートは完璧だ。一度友人の披露宴帰りに同乗した友人が後席で走行中に突然ゲロった。しかし労せず汚れは取れるし1週間後には臭いすら残らなかった。適度な張りのあるシートは現行12代より安定感があるかも知れない。2.5ロイヤルにもリアエアコン標準で冷房能力に優れた。オーディオは先日触れたがバブル期を最も意識させる出来だった。どんな荒れ道でも音飛びしなかったCD装置。FM選曲は6バンド×2セット。地元用に1セット、遠方に出たとき用に1セット使える。この機能は残念ながら現行12代にはない。 バッテリーは標準55D23だが容量アップで85D26を装着。真冬でも瞬間始動であった。ホーンにもこだわった。やはりボッシュ「スーパーホーン」だ。重厚な音質は嫌味がない。あとエンジンスタータ。特に冬場始動してすぐに動かすよりは少しでもエンジンを労りたいとの想いから、サンヨーテクニカ「スターボ」を装着。 そんなこんなであれよあれよと付き添って13年。その間長女も生まれ、アップリカのベビーシート→チャイルドシート→ジュニアシートと後席独占。家族は年を取ったけど愛車は何ら変わらなかった。すでに家族の一員だった。 しかしその愛車に異変を感じたのが今年6月。駐車場から出ようとしたらハンドルが重い。しばらく走っていると元に戻る。こんな現象が繰り返し発生し、走行に不安を感じたので行きつけディーラーに相談。パワステポンプの寿命との返答。エアコンの効きもいまいちだったのでガス補充もお願いすることに。ところがエアコンの方が重症だった。ガスはほとんど抜けていたのだが、そのガスはオゾン層に有害なフロン系なのでトヨタでは扱っていないというのだ。そう今の車はオゾン層に優しい代替えガスだ。代替えガスは愛車には適用不可。分子の大きさが違うのでシールから漏れるらしい。とにかく愛車に適用可能なガスチャージできる業者を紹介してもらい直行。そこで衝撃の事実を知ることになった。(写真は第9代愛車,Gバッチはop)