ダンドール・男的人形趣味

2015/05/15(金)21:08

精霊に会いたい・精霊の象徴、羽

B-7.精霊に会いたい(8)

さて、いよいよ今作のウリ、羽の紹介である。 まずは一枚目を見て頂こう。 羽の長さが良く分かる角度。 前回も書いた通り、羽にポーズを付けられるのがポイント。 ちょっとウネらせると「生きている」感が出る。 後ろからのショット。 羽を広げてヒラヒラさせている様子を表現してみた。 羽を閉じたところ。 ウーン、虫だよ、キミは。 この様に勢いに乗って3枚ご紹介したところで、 実はブレーキがかかってしまった。 確かに薄くて軽くてポーズの付けられる羽は完成した。 現在、僕にとって最も理想的な羽である。 が、しかし。 羽にいろいろポーズを付けてみたものの、イマイチ決まらない。 カッコイイ羽のポーズがよく分からないのだ。 アニメや漫画で羽のあるキャラが、バッと広げて羽ばたくシーン。 最初そのイメージでやってみたがダメ。 あっちは鳥の翼で、こっちは昆虫なのだ。 迫力ってモンが足りない。 第一、昆虫が飛んでいる時、羽なんか速すぎて見えない。 カッコ良く羽を広げて飛ぶ昆虫の姿を、アナタは想像できるだろうか? 「飛行中の昆虫の羽は見えない。」 コレが自然なのだ。 もっとも、悪い事ばかりでもない。 ちょっとだけドールの感情を羽で表現できるのだ。 広げている時は、飛び立つ前の緊張や不安など、落ち着かない様子。 閉じている時は、その場所が安全だと安心している様子。 この状態で飾っていると、ここが気に入ってくれたのかと思ってしまう。 (この写真の顔はあまり安心している感じではない、等と思ってはいけない。) さて、問題はもう一つある。 羽の大きさだ。 閉じた状態では丁度良い長さだと思っていたのだが、 広げて前方から見てみると・・・ 短いのだ。 広げたポーズは羽が斜め後ろに伸びるので どうしても短く見えてしまう。 まあね、 最初っから上手くいくハズはないんだけどね、 取り外せるように接着もしてないんだけどね、 この際だから形も修正しようかと、思ってはいるんだけどね、 アーーーあ。  「男はウジウジしない!」  「ヘ~イ。」

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る