ドール製作編・ウィッグ(13)
と、いう訳で前髪の作り直しである。どうしたら「透け」を目立たなくした上、ボリュームを抑えられるか、悩みどころだ。今回のグリーンのような薄い色は透けているので前髪を貼り付けるベースが透けて見えてしまう。それを防ぐためには貼り付け量を増やす必要があるが、ベースが見えなくなるまでウェフを貼ると前回のように、ボリュームがあり過ぎて不自然になってしまうのだ。つまり、「ベースを目立たなくする」事と、「ボリュームを抑える」事は、相反している。両立させるには、どうしたらイイのだろうか? 「どうしたらイイのかって、何ギモン型にしてるのよ!」 「エッ?」 「解決したから、この記事書いてるんでしょ」 「ウッ。」 「ヤラしー。」 「フッ、照れるゼ。」 「ホメてないーッ!」と、いう訳で、研究チームは遂に解決策を発見したのだ! 「前髪を一部切り取っただけなのね。」 「その通ォーりッ!」 「がっかりィー。」 「シンプルに問題解決、コレ理想。」で、貼り直した後、根本の余分な所をカット、アイロンで先端を丸めて「生え感」を演出する。 「前回と、あんまり変わってないみたいだけど。」 「では、次の写真です。」 「大分スッキリしたワね。」 「では、次の写真です。」 「イイ感じじゃない?」 「髪型はコレで完成なんだけどね・・・」 「エッ、また何か問題発生なの?」そうなのである。男的人形趣味を語る者として、このまま完成では納得がいかない。どんなに可愛いドレスを着せても、すぐに水着姿を見たくなってしまうのだ。 「つまり、ドレスなんか、いらない。」 「エッチ!」 「しかし、水着だけではインパクトに欠ける。」 「スケベ!」 「両立させるには、どうしたらイイのだろうか?」 「知らないワよッ!」と、いう訳で、研究チームは遂に解決策を発見したのだ! 「やっぱり解決してるし。」 「ドール製作編は今回で終了です。」 「ええーッッッ!!!」 「解決策は見つけたけど、完成するか未定なんだよ!」 「なにソレーっ!」 「ダラダラ製作編続けてないで、次の企画やった方がイイべー。」 「中途半端で納得いかないワーッ!」