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カテゴリ:バラについての考察
バラの香りは大まかに七つに分けられるが、厳密に言うと それぞれの香りが重なり合う場合もあるようだ。 例えば、最初スパイシーな香りがしていても、開くに従って ティーの香りがでてくるとか、かなり微妙らしい。 また香りの強さも、土の構造や養分、気温の変化、咲き具合など様々な 状態によって大きく左右されるようだ。 あの有名なブルガリアのバラの谷では、一番香りの乗った朝一番で 摘み取っているのも、気温の上昇と共に香気成分が拡散されてしまう ためだ。今年のブルガリアは、ちょうどバラのシーズンに、気温の 変化が激しくバラの花が付いた場所と付かない場所(年に一度しか 咲かないカザンリクというばら)があって、十分なバラのオイル がとれなかったらしい(ブルガリアのバラの商品仕入れに行った H氏によると)。 バラの香りを楽しむには、とにかく自分で香りを嗅ぐ事に尽きる、 と蓬田先生は言っていたが、香りの違いや強さは多少わかっても どの香りに分けられるのか、はかなり訓練が必要な感じです。 基準になる香りは、先生の監修で出来上がった香りのビーズが あるので、それを参考に楽しみながら覚えていきましょう。 (実は私も今、一生懸命訓練中) バラの香りを自分で分けられれば、かなりマニアっぽいかも。 写真は、上がトゥルーズロートレック、 下が、ニコール。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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