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カテゴリ:バラの管理
バラの大苗と新苗の違いは、簡単に言えば生育期間が 一年以上経っている苗が大苗(ほとんどは二年生の大苗) で、一年未満の苗が新苗という事になっています。 バラの苗には大きく分けて三つのタイプがあります。 挿し木苗 芽接ぎ苗 切り接ぎ苗。 挿し木苗は、一年中いつでも作ることが出来ますが、大きくなるのに 時間がかかります。挿し木苗は弱いと思っている人も多いと思いますが、 自根苗なので、違う台木の病気やウイルスに汚染されないので、大きくなって しまえば、一概に弱いとは言いきれず、品種によっては強いものもあります。 芽接ぎ苗は、八月の旧盆過ぎあたりから、ノバラ(ノイバラ、ナニワバラなど、 一般的に台木と呼ばれる)に育てようと思うバラの品種の芽を入れ込む作業 をして、12月に堀上をし、3月ごろから売り出される苗です。 切り接ぎ苗は、1月下旬から2月にかけてノバラの台木に芽の付いた枝を 接ぐ作業を行い(この時テープで枝が落ちないように撒くので、テープが 撒いてある)、四月下旬頃から売り出される苗です。 何れの苗もその年の環境や状態で、販売時期は多少ずれ込む。 これらの苗を五月六月に地植えをして秋まで管理して、大きく 育て十二月から三月ごろまでに掘り上げた苗を二年生の大苗と呼んでいる。 続きは明日、もう少し詳しく。 写真は上がラブポーションというバラ。 真ん中と下は、所謂バラの新苗と呼ばれているもの。この時期に なるとかなり大きく成長しているので、場合によっては二年生の大苗に 匹敵するような品種もある。でもこの鉢じゃ小さくてかわいそう。 早く植え替えるか、露地に降ろさないと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.26 19:33:11
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