2006/12/24(日)19:20
バラ苗自体に問題があって枯れてしまう場合とは?
今日はクリスマスイブです。
にもかかわらず、いつものように仕事です。
嫌いな仕事ではないので、特別問題もありません。
ところでバラ苗事態に問題がある場合、とはどんな時
でしょう。
この時期のバラの大苗は、10月から12月にかけて
畑から掘りあげたバラ苗を、根が乾かないようにして
そのまま裸苗として出荷するか、手間をかけて鉢に
入れて出荷するか、のどちらかです。
当たり前の事ですが、掘り上げるときは枯れたバラ苗
など一本もありません。問題なのは掘り上げる時期と
その後の管理の仕方です。まだ暑さが残るわりと早い
時期に掘り上げると、盛んに成長している時に根を
切られる事になり枯れてしまう事があります。
また掘り上げた後、植える前に根を乾かしてしまうと
枯れ易くなります。
何れにしても、バラ苗が届いてその時は問題がないのに
しばらくして枝が枯れ込んでくる、という事は珍しい
事ではありません。
写真を見てください。私達生産者もバラ苗を鉢に移し替え
る時は何の問題もなかったのに、半月ぐらいして枯れ込みが
入ってくる事があります。全て枯れてしまうバラ苗もありますし
枝の先の方だけで止まる場合や枝が一本だけという事もあります。
これは病気という事ではないので、しばらく様子をみて枯れ込み
が止まれば問題はありません。しかし
これらの問題は、私たちバラ苗販売業者が鉢に移してから
しっかり管理して、しばらく様子を見て枯れ込みがない事を
確認してお客さまにお届けすれば防げます。しっかり管理
しないまま、すこしでも早く出荷しようとする
私達バラ苗業者が反省しなければならない点です。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/ro oseshop/
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