2007/01/25(木)17:23
イングリッシュローズ、ウイリアム・シェークスピア2000の輸入バラ苗と国産バラ苗。
写真は、イングリッシュローズのウイリアム・シェークスピア2000
のバラ苗です。バラ鉢が違うので何となく分かると思います。
そうです、左の白い鉢のバラ苗が国産のバラ苗で、右の緑の鉢の
バラ苗が輸入のバラ苗です。ちょっと見るだけでは、ほとんど
分かりません。バラの新芽が伸びてくると、さらに分かりづらく
なります。
イングリッシュローズのバラ苗の場合よく言われることは、
台木の種類の違いと気候の違い、です。
一般的な輸入のバラの台木は、オドラータという台木で直根性
が強く、髭ねのあまりでない太いものです。国産のバラの台木は
ノイバラやナニワバラなどの比較的髭ねの出易い、割と小ぶりな
台木です。
また、気候がイギリスと日本では違うので、輸入のイングリッシュ
ローズのバラ苗は寒さには強いけれど、暑さには弱い、と言われる
事があります。
しかし、バラは最初にしっかり根付きさえすれば、どんな気候にも
なれて行きどんどん成長していきます。一般的なバラの管理や
栽培にはほとんど差がありません。バラの花の大きさや色の出方
は、逆に輸入バラ苗の方がいい感じです。
私が個人的に一番心配する輸入のバラ苗の問題は、バラを土から
掘り上げて時間が経つ事と完全に根っこを水洗いしないと輸入
出来ないため、土に植えたり鉢に植えたりした後枯れる場合が
たまたまある、と言う点です。
勿論、写真のようにイングリッシュローズの根が張り、新芽が
動き出してくれば、その心配もありませんが。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/roseshop/
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