Power of dream　～いまを生きる～

6年ぶりに、つくばの街をひとりで歩いてみました。

たしかに6年前には、まだ私は学生として、筑波にいました。
そしてその頃よく利用していた図書館、スーパー、公園、
古本屋等を、そのときと同じ気持ちで、ひたすら歩きました。
片道1.5kmはあったでしょう。
途中でよく利用していた喫茶店で、抹茶オーレを飲みました。
そういえば、そこのホールで、アンサンブル大会をやったなぁ～等、
ふと、そのときのことを思い出しました。

経済的には自立していなく、親からの仕送りで生活していたのに、
一人暮らしをしていただけで、自分は自立していると思いこんでいた
その頃の私。今から思えば、なんと傲慢な考えをしていたのか？
その時は、世の中を知らなさすぎたんだなぁ。

そして私が住んでいたアパート。
学生にしては、立派過ぎるというくらい、
綺麗でしっかりとしたつくりのアパートでした。
（今の住居のほうが、むしろ古くて面倒なつくりになっているのかも。）
その頃は、よく親にわがまま言えたんだなぁ。

運悪く、体の調子が思わしくなく、勉強が続けられずに
退学になって、泣く泣く実家に帰ったときは、とても悔しかったのですが、
働き出して、給料をいただくしんどさを味わってはじめて、
親も大変だったんだろうなぁと、思うようになりました。

筑波は、今の私の原点だったりします。
昨日久しぶりに、派手な親子ケンカをしてしまったので、
反省＆原点に戻りたいと思い、
学生のときに帰省したときと同じルートで、行ってきたのです。
地元の駅から常磐線で
ひたち野うしく→バスで30分かけました
待ち時間を含めると、相当時間がかかります。
もうすぐつくばエキスプレスが開業されますが、
そうなったら、家からつくばまで、1時間ぐらい時間短縮されるのです。
手軽に行ける街のひとつになってしまうんですね。
開業前に、何としてでも一回つくばに行って、
その時よりも大きく成長しただろう私を、実感したかったのです。

今では普通に仕事もしているし、家庭も持つことができました。
6年前の私からは、想像もできなかったことなので、
何だか感慨深いのです。

つくばエキスプレスが開通した時には、ただつくばに行くだけでなく、
当時入っていた合唱団に遊びに行ったり、
お世話になった先生方にお会いしたいです。