Power of dream ~いまを生きる~

2006/09/22(金)23:31

横に広がる感覚って・・・

合唱・声楽のこと(195)

K女声合唱団の練習中、 G先生のご指導の中に、 「おや?なるほど?」と思う、発声法がありました。 横に広がるように歌って♪ と。 そのことについて、沢山説明して頂けたけど、 はじめはさっぱり いったい、どういう意味?と、なぞだらけ。 舌を平べったくして、 そのまま息を吐いて・・・。 そんな感覚で歌うように・・・。 はい、その通りやりましたけど・・・。 イマイチつかめない・・・ G先生に、さらに突っ込んで質問する。 そしてさらに突っ込んだ答えが返ってくる。 「声帯を閉めすぎないように。 声帯の周りには、声帯を動かす筋肉があるが、 そこに力を入れ過ぎて、声帯を閉めようと努力すると、却って声が響かなくなるよ。」 ・・・待てよ・・。 私はすかさず質問した。 「もしかしたら、声帯の周りの筋肉も振動させることによって、 より声が響くようになるのかしら?」 そうなるね・・との答えを頂いた。 そうだよね。 筋肉に限らず、力を入れすぎると、 かえって振動がうまくいかなくなること、多いよね。 声って、声帯の振動だけでなく、その周りの筋肉の振動によっても、 より音色を変えることができるのかしら・・。 ふと、今日1年生の音の授業で、 「ストロー笛」をつくったのを思い出した。 ストロー笛・・・これも笛をいかに振動させる構造にするかによって、 音色も全く変わってくる。 音階をつくるのは難しいよと、K教諭。 私もやってみたが、なかなか音が出るまでが難しい。 やはりうまく、ストロー笛を振動させることが難しいからだ。 もうちょっと、粘ってストロー笛、吹けるようになれば、 音や発声の仕組みも、理解できるようになるのかもしれない。 音楽と理科が、融合した一瞬でした

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る