2007/10/21(日)17:52
熱量の実験を通して、解けた誤解
このような装置を使って、熱量の実験をしました
<方法>
1、6個の熱量計を用いる。
2、水をそれぞれの熱量計に、100gずつ入れる。(水の量は同じだよ~~~)
3、電源装置と熱量計をつなぐ。(つまり電源装置は6台必要)
4、水の温度をはかる・・・(t1)
5、それぞれの電源装置で、電圧を1.5V、2.0V、2.5V、3.0V、3.5V、4.0Vにする・・・(V)
そのときの電流(A)を記録する・・・(A)
6、5分間かきまぜながら、待つ。
7、5分たったら、再び水の温度をはかる・・・(t2)
8、(V)×(A)をそれぞれ計算。グラフの横軸に記録・・・1
(t2)-(t1)もそれぞれ計算。グラフの縦軸に記録・・・2
<結果&考察>
そのグラフを見ると、1と2は、比例関係になります
(V)×(A)は、電力(W)のこと。
つまり、水温をあげるには、多くの電力が必要である・・ということです。
(詳細データは、この場では割愛させていただきます。)
<発展>
さらに、5分間の水温上昇のみでなく、同様の方法で、
10分後、15分後、20分後の、水温上昇も調べてみました。
その結果、それぞれの熱量計の水温は、時間に比例して上昇していきました。
つまり、時間をかければ、それだけ水温も上がるということです。
その実験を通して、長年超苦手意識を持っていた電力量について、
やっとわかることができました。
電力量・・それはどれだけ電気を使うかということ。
よく旦那に「無駄な電気を使わないように」
と、叱られることが多いのですが、
それはつまり、電力量のことなんですね
電力量について、私はすごい勘違いをしていて、
電力=電流+電圧?とあやふやにしたまま、大人になってしまいました。
(理科の教師失格なくらい、恥ずかしいことです)
正しい答えは、電力=電流×電圧なんですよね^^
つまり、電力は、電流にも電圧にも、比例するんですよね^^
そして電力量=電力×時間(秒)
つまり、電力量は、電流にも電圧にも、時間にも比例するんですよね^^
理科って、実際に実験しないと、理解に苦しむ教科なんだということを、
改めて知りました。
何だか得した気分です