*橋本多佳子『椎の実』*
☆淋…リン、そそ(ぐ)、したた(る)、さび(しい)、りんびょう☆竿…カン、さお、ふだ☆貰…セイ、もら(う)、か(りる)、ゆる(す) 句作のために訪れた奈良の森林での体感。人から離れてひとりでいると、淋しいという感覚を持つのが普通ですが、孤独を慰めて余りある自然を、橋本多佳子は感じます。 偶々(たまたま)出会った、竹竿を持った子供たちについていくと、面白いように木の実が落とせました。椎の実の見えざれど竿うてば落つ 「子どもたちに木の実を貰い、句を貰ったのでした。」という言葉が素敵だと思うエッセイでした。 引用および参照元:『花の名随筆11 十一月の花』作品社 より 橋本多佳子『椎の実』