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カテゴリ:漢検準1級の漢字から
☆芭…ハ、バ ☆蕉…ショウ ☆蕪…ブ、ム、あ(れる)、しげ(る)、みだ(れる)、かぶら 「芭蕉」はバショウ科の多年草で、「芭蕉」の漢字は中国から。シーボルトが日本で発見したことから、英語では「ジャパニーズバナナ」だそうです。 中国では漢詩の題材になったり漢方薬の原料になりました。 日本で「芭蕉」というと、俳人松尾芭蕉を指すことも多く、「蕉風」は松尾芭蕉と門人たちの排風のことです。 松尾芭蕉の号は、門人の李下から芭蕉の株を贈られ、植えたところ大いに茂ったことから付いたといいます。芭蕉ははじめ「宗房」、次いで「桃青」次いで「芭蕉」を名乗りました。 ![]() 芭蕉 ![]() 芭蕉と並ぶ与謝蕪村の号「蕪村」は、中国の陶淵明の詩「帰去来辞(ききょらいのじ)」に因むと考えられています。詩の中に「田園将蕪(でんえんまさにあれんとす)」という句がみられます。 「蕪」の字は「茂る、おおいしげって荒れる」の意味ですが、日本では「カブ」の意味に使われるようになりました。 ![]() 8月19日は、語呂合わせで8(は)1(い)9(く)→俳句の日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 19, 2025 12:00:12 AM
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