数学Bの「数列」に入りました。

「数列」は読んで字の如く数が並んだものです。
昔のクイズで、「1,3,4,6,8,10,12は何の数?」という問いがありました。東京とその周辺でのTVチャンネルの並びだったんですね、これ。
数学の取り上げる「数列」はある規則に沿って並んだ数の列なので、規則性のない並びのチャンネルでは「数列」になりませんね。
隣同士の数の差が等しい数列が「等差数列」です。
初めの項を「初項」、隣の数との差を「公差」と言います。項の数が有限なら最後の項が「末項」になります。用語はわかりやすいです。項が無限に続く数列もあります。自然数の数列、偶数の数列などは無限です。
初項と公差がわかれば、第n項の数を(2nー1)のように文字式で表すことができます。一般項です。ちなみに(2nー1)のnに1から順に自然数を当てはめていけば奇数の数列になります。初項1、公差2から、1+(n-1)×2=2n-1です。

「調和数列」とは、素敵な名前です。逆数が等差数列になっている数列です。