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カテゴリ:漢検準1級の漢字から
☆杜…ト、ズ、と(じる)、ふさ(ぐ)、やまなし、もり ![]() ![]() 右:原生種の梨 ☆撰…セン、サン、えら(ぶ) 扌(=手)+音・巽(ソン→セン)で「選ぶ」の意味。① えらぶ、より分ける ② 言葉を吟味して詩文を作る。編集する。志。 現在では常用漢字の「選」を使用することが多いですが、「勅撰和歌集」のように古典ではおなじみの漢字です。 「杜撰(ずさん)」は、宋の時代、杜黙という人の詩が規則に合っていことが多かったので、「詩文や書物の内容に誤りが多いこと」の意味になり、そこから「物事が大雑把である、いい加減である」という意味にもなりました。 「杜撰な仕事をする会社だ」などと使います。反対語は「緻密」「丁寧」 「杜」は元は「やまなし」つまり野生の梨を指す漢字でした。日本に入ってからの意味に「もり」があります。普通の「森」ではなく、「杜」は、特別に神が降りてくるような木がある場所という意味の「もり」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 13, 2025 12:00:15 AM
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