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カテゴリ:ばーばの数学ノート
![]() 再び、参加費を払ってゲームに参加すべきかどうかの問題です。ルールが複雑になります。「コインを2枚投げて表だった枚数×2+400円もらえるけれど参加費が500円かかる」場合の損得は? コインを2枚投げて表が出る枚数の期待値は簡単に出せます。1(枚)ですね。でも「コインを2枚投げて表だった枚数×2+400円」の期待値は計算が面倒です。 ここで、確率変数の変換です。コインが表になる枚数X、「コインを2枚投げて表だった枚数×2+400円」をYとすると、Y=2X+400で、E(Y)=2E(X)+400になります。 こんな場面で確率変数の変換が便利なんです。(もちろん、損得勘定だけではないのですが) ![]() ![]() 世の中って単純にはいきません。1つの確率変数で事足りず、2つ、またはそれ以上の変数が絡み合うことの方がずっと多いのです。2つの確率変数の分布を表にしたものが「同時分布表」です。そのうち一方■だけ取り出した表が、「■の周辺分布表」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 18, 2025 12:00:21 AM
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