何がある?-うさぎ仙人-のひとり言、よろず雑記帳

2018/08/22(水)06:49

『・・・神道、古道、カンナガラ・・・』

・・・いきなりの秋空が広がっている、ついこの間まであの暑さは消えていた今朝・・・  この豹変する天候には驚かされるが、暑さ寒さも彼岸までの例えも在ることからそんなものかと。  『美し国』日本の神道は宗教ではなく国民の生活の一部であること、他宗教と同列に捉えて論じるには無理がある、神道には当然ながら経典はなく八百万の神そのもので国民一人一人が神様なので在って、他国の一信教の如く理解するには少し違うだろう。  心の上に在る神道は、他国の言葉の宗教と大きく違う処が在るようだネ、教条的な一信教とは異なり包含する、共生、対立しない、それは真理よりも心を重んじるが故に理屈や倫理などとは無縁に為るのが神道だからそうなるのです。  正しいか正しくないかではなく、清いか、汚れているか、が在るけれども善悪などの対立ではないことで、調和・美醜などが判断基準と為る神道、皆神の子であり布教など一切しない。  言葉や理屈ではなく、心を問題にする、調和がとれる方向を評価するのが日本人の美点でもあるし神道の価値観でもあるようだ。  激しく変遷する世の中での世界に対する日本の立ち位置が大きく変わりつつあることは日々に実感する。日本人特有の宗教観もその一つであり世界中の過去の戦争はすべて宗教戦争とも言われている。そんな中で日本の神道は他国の宗教観とは一線を期していて、宗教対立を生まない特有のモノだろう、仏教が入って来た時もキリスト教がやって来た時もそうで、日本人には限定された布教成果しか上げられずにこれまで来た経緯が在る。  元来この国には神話の時代から日本人は神様と一緒に生活をしてきたという実感を持ちつつ生きて来た民族でもあり、既に神様について教えられることは無い?そんなレベルでもあり、人々の心の上にはどの時代も神様が居たのですから当然なのだろうネ・・・。   ・・・お盆は昨日で送り火を終え、神門が開いてこの世界に来られたご先祖の皆様方は帰られたようです。現在の日本を見て喜んでくれたことしょう、日本中の各家庭が個人的にもそれなりに心を尽くして御もてなしをしてあげたと思います。  一方では激変する世界には驚いたのではないでしょうか、この一年余りのうちに価値観が大きく変わりどうなっているのやと心配も又したりで大変だったろうと思うこの日本でもあるネ。  世界も日本も混濁しつつも時間が経てば落着く筈であり、落ち着くまでの最中だと思っていただければ幸いだネ、鋭意努力を続けなければいけないと言う課題を日本列島に置き土産?でしょうか。  また来年も来て頂ける様にご先祖様には御心配なさらずに見守って欲しいと思います。 ・・・今朝からはいきなりの秋の風情、少し寂しい風が吹いているように感じる朝だった・・・

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