久しぶりの茨城弁講座。
今回は、濁音になることが多い茨城弁が、
逆に清音になってしまうというお話です。
たとえば「あき」(秋)が「あぎ」
「みき」(幹)が「みぎ」と濁るのが、
茨城弁の特徴です。
ところが、「ざぶとん」(座布団)が「ざぷとん」
「みじかい」(短い)が「みちかい」
「かさぶた」が「かさぷた」
「とびた」(人名の飛田)が「とぴた」
のように、
逆に濁らないこともあるのです。
さらに、
面白いのは
本来「ほとんど」というところを、「ほどんと」と、
濁点が移動したようにみえる言葉もあります。
同じような例としては、
「おてんば」(お転婆)が「おでんぱ」
「かたづける」が「かだつける」などがあります。
極めつけは、
「いちじかん」(1時間)のはずが、
「いじちかん」となってしまうことです。
ちょっと聞くと、
「意地痴漢???」なんて、
思われるかもしれませんね。
※すぎポンの茨城弁講座は、
茨城放送の「茨城弁よかっぺ教室」を、
参考にさせていただいていますm(__)m