2007/08/30(木)05:53
「レンタルのボート」どうしよう?
「う、浮かんでる!」
すぎポン、両手・両足を水の上に出し、叫びます。
先週の「親子ふれあいクルーズin北海道」の3泊目は、
札幌の奥座敷と言われる定山渓(じょうざんけい)温泉です。
定山渓ビューホテルという巨大ホテルに泊まりました。
ここで楽しみにしていたのが、「死海プール」です。
塩分が海水の10倍ということで、
泳げない人でも、浮かんでしまうというプール。
「ほら、なにもしなくても浮いちゃうよ!」
ホントおもしろい!
「あゆ、来てごらん!」
小2の長男「あゆ」を呼びますが、
あゆはちょっと入ったかと思ったら、
すぐに出てしまいました。
「痛いから、入んないっ!」
どうやらお尻の出来物がしみて痛いようです。
塩分が高いので、
傷口に入ったり、目に入ると痛いのです。
よーくシャワーで洗って出てください、と注意書きもありました。
(せっかく、泳げないあゆでも、浮かぶチャンスだったのに・・・)
すぎポンが、残念に思っていると
あゆは
「パパ、あゆちゃん、浮き輪ほしい!」
レンタルの2・3人用の大きな浮き輪のような丸いボートが
気に入ったようです。
「わかった、借りてこよう!」
500円で借りてきますが、
あゆは、乗るよりも押す方が楽しい様子。
「せっかく借りたんだから乗りなよ」と言いますが、
「あゆちゃん、押す!」と主張する、あゆ。
(なんの為に借りたんだ!)
もったいないので、すぎポンが乗ります。
しかし「パパ、あゆちゃんといっしょに押して!」と、あゆ。
あまりに、あゆが「いっしょに押して」と言い張るので、
すぎポンもボートから降りて押します。
そして無人のボートをひたすら押す二人!_| ̄|○
あゆは
「きゃはははは・・・」と大喜びですが
(とほほ・・・せっかく借りたのに、なんで乗らずに押しているの?)
ナットク出来ない、すぎポンです(´Д`;)
いっぽう、あゆは
今度はミニスライダーを見つけ、
「パパ、見ていて!」と
よほど気に入ったのか、延々とすべり続けます。
楽しくて笑いが止まらないあゆを見ながらも、
(このボートをどうしたものか?)
ボートが流されないように支える、すぎポン。
途方に暮れながらも、
あゆが怪我しないか見守るすぎポンなのでした。
ボートが邪魔なので、
壁際においておくと、
子どもたちが持っていきそうになります。
「悪いけど、それおじさんのなんだよ!ゴメンネ」
仕方がないのでプールに浮かべていると、
「それ、貸してもらえませんか?」
小3くらいの女の子が言います。
貸してあげようかなとも思いますが、
子どもたちだけで使って事故が起きたら大変なので、
「ゴメンネ!」と断ります。
(早くスライダー終わろうよ)と
祈る、すぎポンの願いも空しく
あゆが諦めたのは、
プール終了で照明が消えたときなのでした_| ̄|○
(もう終わりじゃん!)
でも、大満足の表情を浮かべる、あゆを見ると
(あゆが、楽しかったからいいか)と思う、すぎポンなのでした。