454919 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【ログイン】

桜井ジャーナル:マスコミが報道しない事実    ―見えない「帝国」の闇 【非公式情報】    

2008/11/25
XML
山口剛彦元厚生事務次官と妻が自宅で殺され、吉原健二元厚生事務次官の妻が重傷を負った事件で、小泉毅という人物が警視庁本部に刃物をもって出頭、自分が殺したと供述しているようだ。

報道によると、「以前飼っていたペットを保健所に殺され腹が立った」とか、「官僚が国を動かしていることが分かり、高級官僚が悪だと分かった」などと述べ、「元次官と家族10人前後を殺害する計画だった」と話しているらしい。そした計画を放棄して出頭した理由は「警備が厳しくなり、逃げ切れないと思った」からだという。

30年以上前に「ペットを保健所に殺され」、大学で「高級官僚が悪」だとわかったのだとしても、犯行の理由としては説得力がない。普通ではない考え方をする「異常者」なのかもしれないが、昔から政治的な暗殺は「孤独な異常者」が行ったことにされるものである。

かつて、日本とアメリカの情報機関で働いていた人物によると、1970年代から暗殺にプロの殺し屋を使うケースは少なくなり、「孤独な異常者」を利用するのが流行になったのだという。

日本の野党政治家が暗殺された事件を調べたことがあるのだが、そのときも似た話を聞いた。犯人の個人的な恨みが殺人に結びついたと言う人もいるが、某国の情報機関から日本のある団体に指令があり、その団体の某中堅幹部が適当な「犯人」を物色したとする証言も聞いた。

自分の犯行だと名乗り出た人物が出現したとしても、事件が解決したとは言えない。ターゲットになったふたりの元厚生事務次官が年金問題で重要な役割を演じ、内情に精通していたことを考えると、なおさら慎重に調べる必要がある。

事件後、マスコミでは事件の実行者は誰なのか、犯罪の「専門家」は喧喧諤諤(けんけんがくがく)だったが、彼らの口から出てこないシナリオがひとつあた。「口封じ」あるいは「脅し」である。

日本の年金や郵貯は巨大な資金であり、その実態は国民に知らされていない。かつては「財投」が相場を支えるために使われることも珍しくなかった。相場の「演出」に利用されたということだ。組織的な公的資金の流用も疑われている。個人的な着服や、不必要な施設の建設は目くらましの可能性が高い。

現在、世界経済は危機的な状況にある。アメリカで金融システムが破綻、その影響はドミノ倒しのように広がっている。損害を諸外国に押しつけるアメリカの戦略も完全には機能していない。しかも、何年も前からアメリカの投機家たちは、日本国民の資金に目をつけていた。今回、狙われたふたりの元厚生事務次官は、その重要ポイントにいた。「偶然」という言葉は最後まで使うべきではない。






Last updated  2008/11/25 03:36:03 PM
[パワーポリティックス非公式情報] カテゴリの最新記事

Copyright (c) 1997-2017 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.