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テーマ:読書(8199)
カテゴリ:【読書】未分類
・1月に読んだ本
・2月に読んだ本 に続き、3月の読書録(ログ)。 3月は、18冊でした。 目標としていた「堅め・ビジネス系」の本を読めた! そしてそこから、今自分が関心があること、もっと知りたい・学びたいことが見えてきました。 引用は太字 ★時間の無駄 ★★いまいち ★★★ふつう ★★★★よかった ★★★★★よんでみて! 「書くだけ」で夢を引き寄せる!家事ノート&手帳術 ★★★ インスタの紹介系編集本って、ほんま満足度低いんですけど、写真をぱらぱら眺めるのは楽しい。 この本は、冒頭のインタビューが豪華! Emi(OURHOME)・青木千草・づん・Marie・mizutama・みしぇる ノート・手帳好きなら「おおっ!」となる面々。 だのに、編集のクオリティ低い。 特に後半はつっこみどころ満載。校正ってまだ生きてる? 「思わず舌鼓を打ちそうになる」って、どんだけ。 愛なき世界 (単行本) [ 三浦しをん ] ★★★ 藤丸陽太は、T大前に店を構える洋食屋の見習い。 彼は、T大理学部で植物学を研究する本村紗英に恋をする。 けれど彼女の頭は、シロイヌナズナのことでいっぱい。 陽太は、彼女から植物のことを教わる。 植物の「愛なき世界」のこと、そこに生きる彼女と、同じ世界に属する研究室の人々。 どんな仕事も、研究も、愛も。植物が愚直に光を求めて生きるように、人間もひとに生まれたからには、せずにいられないのだ。一見、無駄なように思える、ありとあらゆる行いを。 三浦しをんの小説は、単純にエンターテインメントとしても楽しめる(完全保証)し、その世界のことをよく調べて、深く入り込んで描いていて、すごいなぁと思う。 頭に映像が浮かびやすく、起承転結がはっきりしていて、読みやすいので、ふだん本を読まない人にもおすすめ。 箱根駅伝に挑む大学生を描いた『風が強く吹いている』は、まったく本を読まない兄(元陸上部)にプレゼントしたところ、「なにこの本!めっちゃおもろかった!」と言っていました。 これ、何でなんだろうと考えていて。 三浦しをんの小説は、「漫画っぽい」からじゃないかと思いました。 たわいない会話(漫画だと、吹き出しの外に作者が手書きで書くような)がうまい。 この本も、T大と、その近くの洋食屋しかほぼ出てこないし、狭い世界なんですけど、広くて、深い。 部屋をおしゃれにリメイクする本 [ 学研プラス ] ★★ 最近ブルックリンスタイルが流行だからか、インテリアに黒多めですよね。 これまで「日本のインテリアには黒が足りん!」と思ってたのですが、ちょっと分量多いと私は苦手だ。 みんな突っ走っててすごいな。 私は、文字を壁に書くとかが受け入れられなくて(人がやっているのは別にいいんですけど)。 英字のTシャツなんかも無理なんです。文字の影響を受けてしまって。 NEWYORKとか書いてあると、アメリカ人が壁に漢字で京都って書いた部屋みたいなものか・・・と、どうしても思ってしまう。 襖と、キッチンをリメイクしたいです。 すぐ飽きるのは分かっているので、幅広マステや、はがせる壁紙なんかで。 UglyBetty(海外ドラマ)を久々に見て、「やっぱりベティーの家の感じがめっちゃ好き」と思いました。 メキシカンで、カラフルで、原色使い。 「輪るピングドラム」のひまりの家も好きで、キッチンをああいう感じにしたい。 古い昭和な日本家屋をリノベーションして住みたい。 ハンドレタリング 別冊ドリル付き ペン1本で描くアート文字 [ 朝日新聞出版編 ] ★★★ これ、デコラティブなバレットジャーナルを作成してる人におすすめ。 黒ペン一本のモノクロアートで、すごく私好みな内容でした。 飾り文字の「ひらひら」部分は、「フローリッシュ」というのですね! こんな感じで練習してみました。 私、「枠」がすごく好きみたい…。 お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか? (光文社新書) [ エノ・シュミット ] ★★★ スイス、ジュネーブで2016年に「ベーシック・インカム」を求める国民投票が行われたこと、知っていましたか? タイトルの文言 What would you do if your income were taken care of? (お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか? ) は、その国民投票の宣伝広告として使われたもの。 もうこの題だけで、いろいろ考えてしまいますよね。 もし、最低限の生活を保証するだけの収入が、無条件に、全員に支給されるとしたら。 みんな、生き方を変えるでしょう? 何をしますか? この問いかけに対して、ぱっと頭に浮かんだことが、人生で本当にやりたいことなんじゃないかと思って。 私の場合は、「物語を書く」でした。 ベーシック・インカムについては、経済学で知ってはいましたが、ここまで具体化・実践されてきていたとは。 (フィンランドでは、試験的給付も行われています。これについては、無条件の、にあてはまらないけど。) 「他の人は働かなくなるだろうけど、私は働き続けると思う」という回答が多いというのも面白い。 ほか、興味深かったのは、 ・ノン・アフェクタシオンの原則(特定の税と特定の支出を結びつけることは望ましいことではない。税収に色は付いていない。社会保障にだけ財源を問うのは何故?) ・税収を支出税に一本化、価値を生み出すときには課税しない ・「減価する貨幣」=自由貨幣、老化するお金、スタンプ付き貨幣。時間とともに価値を減じていくお金。 ・貨幣の優位性(頑丈)→損害は常に労働者に負担される しかし、忘れてはいけないのは、あなたの時間を奪っている時間泥棒は、じつのところあなた自身でもあるということです。無条件のベーシックインカムは、そのあなた自身に打ち克つよりよい機会を与えます。素晴らしき世界のイデオロギーについて語るのはやめましょう。無条件のベーシックインカムは様々な問題を解決しません。解決するための前提条件を提供するだけです。今日よりもさらに。 理解できなかったのは、「ベーシック・インカムによって、すべての必要な職が満たされるのか」というところ。 アドラーが「すべての職は必要だから存在している」と言っていたような気がする。必要ではない職は、自然に淘汰されていくと。 今、介護は、必要だけど低賃金重労働で、お金のためにやっているという状態の人も多い。 AIが置き換わるわけでもない。外国人材を入れていってるけど、そういう仕事はどうなっていくんだろう? 小学生のおかたづけ育 子どもも私もラクになる暮らしのヒント (OURHOME) [ Emi ] ★★★ 小学生「低学年」のおかたづけや放課後の過ごし方などについて。 OURHOMEスタッフや、他の人も出てきます。 「いろんな学年の事例が見られて良い」いっぽう、「一人で本を出すほどの内容はないのかな」とも思う。 一人の人が、お小遣いは300円×年齢にしていると言っていて、それいいな!と思いました。 一年生で1800円は貰い過ぎなようにも思うけど、「学用品もそこから出させる」そう。 それなら、それくらいでもいいのかな。 子どもの頃、小遣いが足りず「りぼん」と「なかよし」両方買えなかったもんな…。(りぼん派からの花ゆめ派を経てのウイングス読者)。 今は読み放題プランなんかもあるし、今の子はいいなあ。 小学校…今からおそろしい。 幼保連携もいいけど、保育と義務教育の連携もして欲しい。 (小学校には、定員オーバーも、待機児童もないじゃないですか。) ※長くなるのと、なかなかまとめて書く時間がないので、3月の読書録、分けますね。 ↑ 「読んだで~」のクリック、ありがとうございます。 いまいち、どういう人が来てくれてるのかわからなくて。(検索からの流入?ブックマーク?) ブログ村のクリック数を見て、「うわ、押してくれてる人がいる~!」と喜んでます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.12.16 05:29:56
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