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2019.12.15
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カテゴリ:仕事・働く
世はまさに、「ママ」全盛時代。
「●●ちゃんのお母さん」と呼び掛けられるより、「●●ちゃんのママ」と呼ばれる方が多い。
それにいつまでたっても馴染めない私。
「ママです(笑)」みたいな対応になってしまう。
娘はもう4歳、妊娠中から呼び掛けられることを思えばかれこれ5年弱も呼ばれているのに。

私が子供のころは、「ママ」より「お母さん」が優勢だったと思う。
なぜママに移行しているんだろう。言語学の変遷調査がありそうな気がする。
新しい価値観を生み出すとき、既成概念が変わるとき。
手あかのついた表現が使われなくなり、カタカナ語(外来語)が選ばれることがある。
そのあたりが関係していそうな。

どうにもこうにも、「ママ」に違和感があった私。
生後半年を過ぎ娘の発話が始まった時、娘に自分をなんと呼ばせるか?という問題に当たり、「ママは無理だ」と思いました。
ママって柄じゃない。

ママって、なんていうかこう、ふわふわしてて、きらきらしているイメージ。
ナチュラルスタイルのふんわりロングスカートで、ぺたんこ靴。
いつでも子どもが一番!ってニコニコしてる。

うわー、まじ無理やー。

ここはひとつ、昔ながらの「お母さん」でお願いします。
こちらの方が、手あかにまみれている分、バリエーションが豊か。
ぼさぼさの髪でもいけそうな気がする。

『ぽっかぽか』を読んでから憧れている「はは」「ちち」も捨てがたかったのだけれど、夫に却下されました。
(私と妹は、実家の母のことを「はは」とよんでいます。)

しかし、赤ん坊には「おかあさん」「おとうさん」呼びは難しい。言えない。
結局、世の中で幼児語として用いられている「かか」「とと」を通称とすることになりました。

結果、娘、4歳になっても「かか」呼びです。
途中、「お母さん」と呼んでもいいよと提案してみたのですが、いまさら恥ずかしくて変えられないみたい。
姉の姿を見てきた下の息子も、当然「かか」呼び。最近は「かかさん」と呼ばれます。

軽やかな「ママ」は、なんか違う。
でも、概念としての「母」は立派過ぎる。

「ママ」に対する違和感と、「母」に対する疎外感。

かか、はは。
母さん、お母さん、おかん、おかあちゃん。

ちょっと愛嬌がある、ドジで不真面目なそのイメージを選ぶ。
使い古された、人間臭いことばがすき。

そのうちに、子供たちは私のことをなんと呼ぶのだろう。
いつか、「ん、」としか言わなくなる時も来るんだろうか。

当分、私は「かか」と「かかさん」。
素敵なママと、偉大な母のあいだにいる。

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そのむかし、『ママは昔パパだった』という言語学の本を読んだけど、今検索しても出てこないので、違うタイトルだったのかもしれない…。
マ音は、むかしパ音だったというp音考の話。





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最終更新日  2020.09.12 06:33:52
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