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2019.12.25
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テーマ:読書(8205)
カテゴリ:【読書】未分類

働く台所 古くても、小さくても、暮らしを楽しむ

●この本はどんな人におすすめ?
いろんな台所と暮らしを見たい人
古い木の質感が好きな人
しっとりした薄暗い空気が好きな人

●本の目次・あらすじ
自ら育て作り、食べる。四季を感じる職住一体の台所(松本未來・裕美さん)
二人三脚のDIYでよく使うものがぐるりと見渡せて小回りがきく(塩山奈央さん)
時間と手間をかけ頭をひねって心地よく使いやすく(木全俊吾・ゆきこさん)
元の姿に近づけながら自らの手で育て続ける(ナンシー八須さん)
訪れた国々で出会ったものと思い出が息づくところ(貝戸哲弥・由希さん)
誰かが住んでいた家を少しずつ直しながら住まう(北川桂さん)
知恵を絞って、こつこつと。豊かさに満ちた3畳の空間(相馬紳二郎・紀恵さん)
決めごとは作らない。今の気分を大事に、自由に(按田優子さん)
古い長机をきっかけに料理がみるみる楽しくなった(経塚加奈子さん)
夫が改装した機能的な台所から新たな目標が生まれた(佐藤薫さん)
人が出会い、料理を通して交流ができる場所(黒木康太さん)
自然の恵みに感謝を忘れず無駄なく使い、生かす(natttsuさん)
好きな道具には、台所仕事も暮らしも、楽しくする力がある(安部智穂さん)

●引用
「自分が選ばずに、突如やってくるもので、家の雰囲気がガラリと変わるのがおもしろい。はっきり言って、自分に本当に必要なものはここにはほぼないんです。だからこそ、来たものを好きになる努力をしたい」
決めごとも執着もなし。来たものを受け入れ、何より今の気分を大事に。
(按田優子さん)

●メモ
眺めるだけで「はうううううう~vvv」となっちゃう。
どのおうちもとても素敵。写真もきれい。
使い込まれて飴色に変わった家具、薄暗い光の差す古い日本家屋、ざらざらした手触りの器、ごちゃごちゃと好きなものが置かれていて…。
ああ、良いなあ。
浮ついた気持じゃなくて、自分の信念をもって、自分が好きなものを大事にして。
「かくあれかし」という借り物の、写真集からイメージを取ってきたみたいなライフスタイルではなく。
積み上げて行って、自然と出来上がってきた、日々の暮らし。

私は、リノベ―ジョンで、外国っぽいカラフルさが入った古い日本家屋が好きみたい。
波打つ模様ガラス、さまざまな色の障子紙、ピンクの壁色、青のタイル、異国の布…。
うっとり。
こういう暮らしに憧れる…。

もともと、子供のころから『大きな森の小さな家』が好き。
人形だとリカちゃんよりシルバニアファミリー。
「輪るピングドラム」の陽毬たちの家、「おおかみこどもの雨と雪」の家、「3月のライオン」のひなちゃんたちの家、「間宮兄弟」の家、「アグリー・ベティ」の家。
古い家に自分たちで手を入れて、不都合に愛着を持っていく。

ジュウ・ドゥ・ポゥムの『パリの小さなアパルトマン』シリーズが大好きで。
カラフルでごちゃごちゃしていて、好きなものがぎゅうぎゅうに詰まった家。
一時期憧れて、真似していた。
でも、無理だった。それは外側を借りてきただけだったから。
ものがたくさんあふれた部屋で、私は途方に暮れていた。
もともと、把握できるものの量が少ない私。
管理能力を超えるものに埋もれて、息が出来なくなって。
減らして減らして、自分の身の丈に合わせてきた。
「これが私の限界だ」って。

好きなものを積み上げる暮らし。
いいな、すてきだな。
いつか、古い平屋をリノベーションして、壁をマスタードイエローやターコイズブルーに塗りたい。
年数を経て劣化していくのではなく、味が出ていくような。
私が大事にできる、数少ないものを、いつくしみながら暮らしていく。
そういう希望、持っておきたい。

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最終更新日  2019.12.25 12:35:47
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