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2020.02.13
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テーマ:読書(8205)
カテゴリ:【読書】未分類
本のタイトル・作者


最後の晩ごはん 秘された花とシフォンケーキ (角川文庫) [ 椹野 道流 ]


この本はどんな人におすすめ?

・おいしいごはんが出てくる小説が好きな人
・イケメンが出てくるお話を読みたい人
・兵庫県芦屋を舞台にした物語を読みたい人


本の目次・あらすじ

ベストセラー作家である淡海先生が「新作小説のモデルはスキャンダルで芸能界を追われた五十嵐カイリ」だと明かし、再び周囲が騒がしくなった海里だったが、「映画化の主役にしてあげる」という淡海先生の申し出を断り、引き続き定食屋で働きながら自分の道を探していくことに。
小さなバーで朗読の仕事をもらい、トレーニングに励む日々だ。
一方で、自分も成長しなくてはと感じた店長の夏神は、師匠から譲り受けた料理本を引っ張り出してくる。
戦後すぐのその料理本は、なんだか訳ありで…。


引用

「いいのよ。バトンを受け取ってくれただけで、わたしたちはとても嬉しい。あなたは、あなたが走りたいほうへ走ればいい。わたしは途中まで伴走させてもらいたいだけ。それに、いつも全力でなくていい。時には休んで、時には寄り道して、景色を眺めたりなんかして。時には苦しみがあったとしても、基本的には目いっぱい楽しみながら走ってほしい」
(略)
「道に迷うこと、行き先を変えること、新しいものに手を伸ばすことを、恐れない強さを持ちなさい。自分の決断を、絶対に人のせいにしてはダメ。いいわね?」


メモ・感想

2020年読書:15冊目
おすすめ度:★★★

シリーズ12作目。
薄い本だし、さらっと読める。シリーズ長引かせてる感もあるけど、好きだなあ。
人間描写がきっちりしている。安易じゃない。
海里には「もうそんなにお芝居好きなんだから、このチャンスに芸能界戻っちゃいなよ!」と思ってしまうけど、そうしないのが海里らしい良いところ。
悩みながら、進んでいく。
今回は、一歩前進の回。
海里が少しずつ夢に向かっていくなか、ちょっと焦る夏神さんの話でした。

「大阪の太巻きにはたくあんが入っている」らしい。そうなんだ。
ちょうどタイムリーな時に読んだので面白かった。

戦後すぐに母が作ってくれた信じられないくらい美味しいもの。
幽霊さんご所望の料理は、最後まで予想がつきませんでした。
泡立てるの大変だったろう。母の愛だなあ。

定食屋さんの裏側っぽい部分の描写が好き。
芦屋のお菓子やパン事情も知れて、なんだかお得な気分。

これでようやく、1月に読んだ本の紹介は終わり。
2020年1月に読んだ本は、15冊でした。



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最終更新日  2020.02.13 03:43:39
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