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本好きの下剋上　第四部「貴族院の自称図書委員」（5） 司書になるためには手段を選んでいられません [ 香月美夜 ]​



貴族院１年目を終え、エーレンフェストへ戻ったローゼマイン。
エーレンフェスト各地へ印刷技術を広めるために、お抱えの職人・グーテンベルク達が派遣されたギーベの土地を回る。
また、ローゼマインはろうけつ染めの技術を教え、染色協会に専属の職人を決めるコンテストを行うと告げる。
染色職人であるマインの母・エーファは、専属となることで、子供の服を作る母としての役目を果たしたいと願う。
一方、アーレンスバッハからランプレヒトの花嫁として嫁いでくることになったアウレーリア。
彼女を巡り、エーレンフェスト内に再び派閥争いが起こると危惧されたが、ローゼマインは彼女を受け入れる。
そしてついに、貴族院２年目が始まった。
今回は、ヴィルフリートに加え、シャルロッテも入学し、エーレンフェストの領主候補生は３名。
今年も流行を発信し成績を向上させ、領地の地位を高めていけるのか？
親睦会で待っていたのは、幼いアナスタージウス王子の異母弟、洗礼式を終えたばかりのヒルデブラントだった。



2020年読書：３９冊目
おすすめ度：★★★

ラストでようやく２年生に突入。これ、何冊かかるんだ…。
しかし本当にもう、カタカナの長い名前がたくさん出てきて、誰が誰だか…。

今回も「つなぎ」の巻。
ローゼマインの服の話は良かった。エーファ、来年こそ専属になれるよう頑張れ。
アウレーリアも嫌なやつじゃなくて良かった。ランプレヒト兄様ともラブラブやん。
そして、ついにお魚が！お魚が来ましたね！
味噌臭が悪臭と言われていたし、出汁も難しいのかな？
刺身とか海鮮丼とか、お米と食べたくなるだろうなあ。

ブリギッテと上手くいかなかったダームエル。
相手がいないなあと思っていたけれど、確かにフィリーネだとちょうどいい！
あと数年は独身でいてもらわないといけませんね。

王子様がシャルロッテとローゼマインを勘違いしているの、あとで波乱を呼びそう。
さあ、２年生はどんな騒動が起こるのか、楽しみ。



第一部
2019.11.11　本好きの下剋上　第一部「兵士の娘」（1）
2019.11.15　本好きの下剋上　第一部「兵士の娘」（2）
2019.11.18　本好きの下剋上　第一部「兵士の娘」（3）

第二部
2019.11.20　本好きの下剋上　第二部「神殿の巫女見習い」（1）
2019.11.21　本好きの下剋上　第二部「神殿の巫女見習い」（2）
2019.11.29　本好きの下剋上　第二部「神殿の巫女見習い」（3）
2019.11.30　本好きの下剋上　第二部「神殿の巫女見習い」（4）

第三部
2019.12.06　本好きの下剋上　第三部「領主の養女」（1）
2019.12.11　本好きの下剋上　第三部「領主の養女」（2）
2019.12.28　本好きの下剋上　第三部「領主の養女」（3）
2019.12.31　本好きの下剋上　第三部「領主の養女」（4）
2020.02.18　本好きの下剋上　第三部「領主の養女」（5）

第四部
2020.02.22　本好きの下剋上　第四部「貴族院の自称図書委員」（1）
2020.02.27　本好きの下剋上　第四部「貴族院の自称図書委員」（2）
2020.04.07　本好きの下剋上　第四部「貴族院の自称図書委員」（3）
2020.04.09　本好きの下剋上　第四部「貴族院の自称図書委員」（4）