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2020.08.07
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テーマ:読書(8205)
カテゴリ:【読書】未分類

本のタイトル・作者



老後の資金がありません (中公文庫) [ 垣谷 美雨 ]

本の目次・あらすじ


夫が60歳で定年するまで、あと3年。
ローンを払い終えたマンションに、貯金が1200万円。退職金も出るし、再雇用で65歳までは働き続けられる。
娘は結婚して家を出るし、息子は大学を卒業して就職する。
何とかやっていけるかと思っていたのに―――。

新婦側の希望で派手婚をすることになり、娘の結婚費用が300万円。新婚旅行に新居の家財道具費もかかる。
義父が亡くなり、葬儀に300万円。
義母への仕送りが、月々9万円。
十数年勤めたクレジット会社の事務職は契約更新されず、夫の会社は定年前に整理解雇。

八方塞がりの状態で、老人ホーム代を浮かせるため、義母を引き取って同居することになり…。
そんな時に降ってわいた「うちの姑のふりをしてください」という依頼。
謝礼は、10万円?!

引用


母親としての生活に区切りがつき、やっと本来の自分に戻れたときは、誰しも年を取ってしまっている。残念ながら、人生とはそういうものなのかもしれない。


感想


2020年読書:124冊目
おすすめ度:★★★

知人が「面白いよ」とおススメしてくれた作家、垣谷美雨(かきや・みう)。
ちょうど天海祐希主演で映画化のCMをやっていたこれから読んでみました。
(垣谷美雨さん、前に『あなたの人生、片づけます』を読んだことがある気がする。)
映画はだいぶ改変されているみたいですね。

ひたすら細かいお金の話が続く前半と、ドキドキする展開の後半、希望を持つエピローグ。
起承転結がはっきりしていました。それぞれの素材が消化不良感はあるけど。
娘が豹変していて、「いやそんな人間の性格簡単に変わらんくない?」と思ったり、「息子良い子過ぎへん?」と思ったり。

親の老後や葬式の事、考えておかないとだめですね…。
そして兄弟仲が良くないと、絶対もめるよね…。

私の母は、自分の老後や葬儀のことも考えていて、しょっちゅうお金の話をしてくるので、本人の希望も懐具合も分かる。
でも、夫の家は…分からないな。

夫婦は、金銭感覚が似ているのが一番。
夫と私は、その点価値観がぴたりと一致しているので、ストレスがない。
質素倹約。それでじゅうぶん幸せ。
でも、そうやって老後に資金を蓄えたところで、自分が稼いだお金を自分で楽しんで使えなきゃ意味がない…とも思う。
定年延長でいつまで働き続けるか分からない。
それまで健康でいられるかも。
使いすぎても不幸、使わないのも不幸。
お金の使い方って、難しい。


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最終更新日  2020.08.07 12:00:09
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