本のタイトル・作者
月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト整理術 [ ミニマリストTakeru ]
本の目次・あらすじ
第1章 買って良かったものベスト10
第2章 お部屋が喜ぶゴールデンルール
第3章 モノが喜ぶゴールデンルール
第4章 お金が喜ぶゴールデンルール
第5章 ミニマリストたちが選んだベストアイテム45
感想
2022年018冊目
★★
なんというか…一周回って初期のミニマリストみたいなのに戻って来たな?
という印象の本でした。
ミニマリストという言葉が流行した当時からこういう書籍を読んでいる人には、目新しいことはない。
最近ミニマリストって何?となった人には新しいのかな。
著者はYouTuberらしい。Youtubeで年1000万円の収益をあげているそうな。
「月10万円でより豊かに暮らす」の部分が本書では触れられていなかったんだけど、残りどうしてるんだろう…。貯蓄?運用?寄付?
あんまり私とは合わない感じだったので、どうしても読み方が批判的になってしまった。
持たない暮らしの実験をYoutubeでやっていたそうで、映画「365日のシンプルライフ」(ゼロからスタートし、1日に1つだけ必要なモノを取って来れる)をリアルにやってみていたそう。
で、最低限必要な物は50~100個、100~200個でミニマリスト生活を楽しむことが出来るとのこと。
ミニマリストの方の服の数を見るのが好き。
著者は、1年に10着。
夏…半ズボン1、半袖T2
春・秋…長ズボン1、長袖T2、ジャケット1
冬…ニット2、コート1
すごい。なんかあったらどうするんだろう。新品の買い置きストックしているのかな。
著者がインテリアとしてもおすすめする観葉植物。
私は無理なんだ…。憧れるんだけど、緑のある生活。
猫草に虫がわいてからトラウマ。
流せるトイレブラシ、ミニマリストの人がよく使っている。
私は相変わらずの固定ブラシ。力を入れてブラシでゴシゴシ擦りたい。
卒業アルバムや過去の写真は捨てたいけど捨てられていないアイテム。
かさばるから捨てたいんだけど。見返すこともないし、いい思い出もない。
私も長傘を持たず、折りたたみ傘だけにしている。
私のおススメは耐風のもの。
折り畳み傘はどうしても風に弱く、安いものは裏返ってしまっていた。
壊れたタイミングで風を受けてクルクル回転するものにした。
移動や収納にも困らないし、めっちゃ快適。
あと、私「この時間があれば」系嫌いなんですよ。
この本だと「ポイントカードを作る時間があれば~」という論説で、他の本でもよく「特売のお店をはしごする時間があれば~」とか言われるアレ。
「時給に換算すれば○○円ですよ、ちっともお得じゃないでしょ?!」というの、可笑しくない?
だってそれなら、「睡眠時間8時間を6時間にすれば、2時間分の時給で換算すると○円!」ていうのが成り立つやん?
でも実際、その時間は別にお金を生み出すわけじゃないんですよ。
それは時間を生み出しているだけで。
時間が誰しもに平等に与えられ、また有限であるからこそ貴重なわけで、それを言うなら分かるんだけど。
(この本でも「時間に換算すると○時間、だから無駄」というのも言っているんだけど)
そんなにモノいらんよな、という風潮になってきている昨今。
しかしそのかわりに何をするのか?というところがまだ曖昧だなと思う。
浮いたお金を寄付に回す、ということが出来たら素敵だなと思うんだけど、出来てない。
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