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2022.04.23
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テーマ:読書(8186)

本のタイトル・作者



意地でも旅するフィンランド (幻冬舎文庫) [ 芹澤桂 ]

本の目次・あらすじ


はじめに フィンランドから旅してみた
利害一致のスコットランドへ
ちょっと肩慣らし。のはずだったスコットランド2週間キャンプ
踏んだり蹴ったりだけどスコッチウィスキーがお好きでしょ
一晩寝台列車で寝たらそこはオーロラ
極寒のラップランドで外おしっこ(妊婦ですけどね)
フィンランド人がビーチを愛する理由
なぜか旅先のフィンランド人は酔っ払っている
コロナがどうしたバルト3国
ストックホルムに行くんだかフェリー乗りに行くんだか
キャンプ飯はスコットランドに限る
ワイルドキャンプなのかホームレスなのか
私たちは地球に投げ出された2人の異邦人
オマーンでとことん怪しまれる
やるじゃん、オッマーーーーーン!
そうです、とにかく泳ぎたい国民なのです
ドイツ人もどこにでもいらっしゃる
世界中、タダですむものは何もない
フィンランド人は他国でもわざわざサウナに入る
エストニアまで映画を観にきたのかサウナに入りにきたのか
「そこに水のはったプールがあるから」inスペイン
まさかのスペインからのモルディブwith赤子
蟻だらけハネムーン
地に足ついた楽園で、やっぱり日が浴びたくて
ルーツ探しの旅
おわりに

感想


2022年097冊目
★★★

フィンランド人と結婚し、ヘルシンキに住む著者の旅日記。
夫が「カントリーポイント」というはた迷惑なポイント制度(1国=1ポイント)を導入しているため、行ったことのない国ばかりに行くことになる…という話。
収録されているエッセイの時系列がバラバラでちょっと分かりにくかった。

しかし、フィンランド人、よう休むのう…。
そしてあれやね、太陽が大好きなんだね…。
脳内でヘタリアキャラに変換されていたので、楽しく読めました。
著者は『ほんとはかわいくないフィンランド』『やっぱりかわいくないフィンランド』も出していて、これも読みたいな。

このコロナの今だからこそ、子どもが小さく、旧態然した法定有給消化すらままならない日本企業に勤めているからこそ、こういう本を読みたくなる。
ああ~~~~~旅行いきたい~~~~~~~!!!

ヨーロッパをバックパッカーしていたとき、「ユーレイルパス」(EU中の電車に乗れる青春18切符みたいなの)で各国を周った。死ぬまでに絶対またやりたい。
2週間くらい、ヨーロッパ列車の旅したいなあ。
行けなかった国(スペインやポルトガル)にも行きたい。

イギリスで朝食のメニューが良く分からず、「コンプリ」を頼んだら物凄い量が出てきた。
「コンプリート(全部のせ)」のことだったと後で気付いた。(おいしかった)

フィンランドからスウェーデンに行くとき、私もヘルシンキからストックホルムまでフェリーで行った。
お金がないので最下層の相部屋。
「これ、タイタニックで真っ先に沈んだやつやん…」と思った。
生まれて初めて流氷を見た。

デンマークからドイツに渡るときは、列車ごと船で渡るんですよ!
これ、英語が出来ない私は「これから~~~だから~~~~~」みたいな英語アナウンスに「????????」ってなって、とりあえずみんなと同じ行動を取ってたんだけど、まさか列車に乗ってたのに船にそのままインするとは思わなんだ…。語学が出来ないって怖い…。

ヴェネツィアへ寝台列車に乗った。
シャワーもあるし、朝食まで届けてくれて快適だった。
駅に付いたら目の前が川でビビった。

著者は、外国に行くと、「外国人の伴侶と私」ではない関係性になると書いていた。
どちらもその国の文化、風習、言葉に馴染みのないエトランジェ。
だからこそ対等になるのだと。

日本を出ると、些細なことにいちいち驚く。
「え、なんで?!」が山盛りで、楽しい。
日常を出る、旅をすることで自分の世界が広くなる。

少し勇敢になって、自分のみっともなさと愚かさに気づいて。
ただチケットを買うだけのことに右往左往する。
日本だと絶対にありえないこと。
それをひとつずつ、ミッションコンプリートする達成感。
うおー、生きてるって感じ。
旅するって楽しい。

日本も有給を法律で消化するように定めてくれまいか…?
(打刻なしの闇出勤させられるだけかな…)


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最終更新日  2022.12.04 00:21:43
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