本のタイトル・作者
むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 [ 青柳碧人 ]
本の目次・あらすじ
「かぐや姫」
「おむすびころころ」
「わらしべ長者」
「さるかに合戦」
「ぶんぶく茶釜」
感想
2022年108冊目
★★★
日本昔話×ミステリの第2段。
面白かった。
今回は、「おむすびころころ」が好きだった。
タイムリープものが好物なので嬉しかった。
○回飛ばしのタイムリープ者が共存する世界線って面白いなあ。
これ、もっといろんな作品で試してほしい。物語の幅が広がる。
そして「さるかに合戦」。
私も幼い頃から「擬人化が過ぎないか?」と思っていたくちだったので、今回の設定はすとんと落ちた。
いやだって、蜂はいいとして、栗と臼と牛糞て。
狸が出てくる話がすき。完全に森見登美彦の『有頂天家族』の影響。
今回の「さるかに合戦」と「ぶんぶく茶釜」は連続したお話で狸が出てきたので嬉しかった。
(「ぶんぶく茶釜」というと、どちらかというと『鬼灯の冷徹』のイメージ)
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