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2022.06.20
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テーマ:読書(8205)
本のタイトル・作者


池上彰の世界の見方 東欧・旧ソ連の国々 ロシアに服属するか、敵となるか [ 池上 彰 ]

本の目次・あらすじ

第1章 ソ連中央に支配された連邦の国々と東欧
第2章 ソ連が崩壊し、15の共和国が誕生した
第3章 ロシアの脅威に身構えるバルト三国
第4章 「スタン」の名がつくイスラム諸国
第5章 ロシアにすり寄ったベラルーシ、侵攻されたウクライナ
第6章 EUとの溝が深まるポーランドとハンガリー

感想

2022年153冊目
★★★★

2022年3月27日現在の情報を記載。
東京都立青山高等学校で行われた授業をもとにしていて、池上さんが滔々と歴史を解説し、質問を投げかけ、生徒が答える方式。
めちゃくちゃ読みやすく、分かりやすかった。
ウクライナのニュースを見ても「なぜに…?」という疑問が解消されなかったのがすっきりした。
「いったい今、なぜこうなっているのか?旧ソ連の国々間、そしてヨーロッパとの歴史と関係性は?」と思っている人にはおすすめの一冊。

タタール人少女の手記 もう戻るまいと決めた旅なのに [ ザイトゥナ・アレットクーロヴァ ]
戦争は女の顔をしていない [ スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ ]

ここらへんを読んだときも、「なぜに…?」という歴史的背景がよく分からなかったのが、この本を読んで「そういうことだったのか」と納得。
セットで読むと理解が深まる。というかこっちを先に読んだ方が良かった。

独ソ戦が始まった時、首都モスクワまでドイツ軍が来たのは、優秀な将校がみんな殺されていたからだったんだ…。
武器もなくて戦車に齧りついて戦った、とあったの、それが原因だったんだ。

いやもう、スターリンやばない?
この人がまき散らした呪いが、今あちこちで紛争の原因となっていて、プーチンもそのやり方を踏襲してる。
プ―チンが今まさに行っている戦争も、未来の呪いになりはしないか。

なぜベラルーシがロシアに味方するのか。
なぜウクライナはロシアに抵抗するのか。
なぜポーランドはウクライナ難民を受け入れるのか。

歴史を知らなければ、今ここで起こっていることを正しく知ることが出来ない。

これまでの関連レビュー

タタール人少女の手記 もう戻るまいと決めた旅なのに [ ザイトゥナ・アレットクーロヴァ ]
戦争は女の顔をしていない [ スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ ]


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最終更新日  2022.12.04 00:05:32
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