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2022/12/03(土)23:48

206.家事の呪縛をとくノート [ 石川理恵 ]

【読書】家事(14)

本のタイトル・作者 ​家事の呪縛をとくノート [ 石川理恵 ]​ 本の目次・あらすじ 1 自分を知る 2 試してみる 3 組み立てる 感想 2022年206冊目 ★★★ 「心地よい暮らし研究会」監修。 上記メンバーは、宇高有香、大木聖美、中山あいこ、近藤こうこ、マキ。 いずれも人気ブロガーなど。 メンバーによる最初の対談が興味深かったです。 よく「家事で育児ができない!もっと子供と向き合いたいのに…」みたいなお悩みあるじゃないですか。 いや、私反対。 子供の相手より、家事してる方が楽。 これ、対談の中でマキさんが「家事は自分で完結・夫は子供の相手」と割り切ったら楽になったとあって、激しく頷いた。 子どもの相手って、消耗する。 永遠と意味不明なクイズに付き合ったり、相手の思い通りになるようにおままごとしたり。 媚び諂いおべっか使ってお伺い立ててる感じが私は大嫌い。 私ゃお前の太鼓持ちじゃねえんだよ…。 と、子供が赤ん坊の頃から思っていた。(嗚呼、まこと私は母親に向いていないのでせう。) 夫は子供の相手が苦にならず、むしろ「趣味は子供」と言うくらいの子煩悩。 という訳で私、上の子が6歳になるが耳かきも爪切りも1回くらいしかしたことがない。 毎朝の検温も連絡帳書きも、マスクへの名前書きも夫がやっている。 はじめ、育休中は私がすべてやっていたことも、私が復職すると大雑把さと面倒くさがりに磨きがかかり、それが几帳面で真面目な夫には我慢ならない。 (たとえば爪を切り口がガタガタ、マスクが裏表逆、体温は「はかったけど忘れた」など) というわけで夫が子どものケアの大部分を担っている。 これぞ適材適所!!! 不機嫌に苦手なことをやるより、機嫌よく得意なことをやったほうがよい。 家庭内分業!!! そのかわり夫は夕食が出来るまで座って待っているだけだし、皿洗いなんて年に数えるほどしかしない。 まあそれでもええんちゃうかお互いがよければ。 子供には「ママ、ぜんぜん遊んでくれないよね~」と言われているけど、いやもう嫌やからしゃあないねん。あんた悪態突きながら渋面で嫌々遊ばれたいか? この本は、「こうじゃなきゃ」みたいな家事の苦しさを「いや、うち、こうやで。ええってこれで」と紹介してくれている。 「ランドセルはリビングに置きっぱが合理的」には「いいんだ…」と安心した。 毎日娘のランドセル、リビングに転がってますよ…。 でも彼女が言うには、フラットなほうが中身の出し入れがしやすいんだそうだ。 ランドセルのフラップが、棚だと落ちてしまうんだよね。 (ランドセルって重いし機能的じゃないし足もと見た値段だし、ほんと前時代的過ぎないか?) ちなみに息子の保育園のリュックは玄関からの廊下に転がってる。 家事の呪縛。 こんなもん、男は感じたことないんだろうなあ。 女だから、妻だから、母だから。 呪いと縛りにがんじがらめになって、自分を責めて、周りから責められて。 でもせめて、自分のそれからは自由になろう。 私は私だったし、これからも私だ。 それ以外の何者にもなれないし、なるつもりもない。 何かに「ねばならない」と思うとしたら、それは私が望んだときだけだ。 これまでの関連レビュー ・持たない暮らしの愛用品 [マキ] ・暮らしのムダをなくしてシンプルに なくす家事 [ マキ ] ↓ 「見たよ」のクリック頂けると嬉しいです ↓

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