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2023/10/07(土)00:07

191.ぼくはいったい どこにいるんだ [ ヨシタケシンスケ ]

【読書】絵本(9)

書名 ​ぼくはいったい どこにいるんだ [ ヨシタケシンスケ ]​ 感想 地図をテーマにした絵本。 おかあさんが描いてくれたちんぷんかんぷんの地図。 僕はいったいどこにいるんだ? 地図があれば、ぼくがどこにいればわかるんだ。 私は地図を見るのが苦手で、駅から目的地に歩き始めるとき、「だいたいこっちかな」という野生の勘に従って歩き始めるので、たいてい迷う。 なんでそんなに自信満々なんだ?!と思うんだけど、そのときは自信があるのだ。 というわけで、自分のことを信じずに、Google Mapに道案内を入力する。 GPSで、右に曲がれ左に曲がれとイヤホンで音声が指示をする。 先日、道なき道を案内され、「これは探検する子どもとかが通る道なのでは…?」という場所をひたすら川に沿って歩く、ということをした。 後日、目的地までの行き方を地図上で調べたら、国道沿いの広い道があった。 なんだ…。 昔はどうしていたのだろうなあ、とよく思う。 路線図と、時刻表と、地図で世界が繋がっていた頃。 今は何も知らなくても、どこにいるかわからなくても、目的地まで辿り着くことが出来る。 そこへ行ったことがなくても、グーグル・ストリートビューで路地まで見られるようになった。 でもなんだかな、と私は思うのだ。 ぼくはいったいどこにいるんだ? と、思うことは、どこへ行きたいのかと、どこへいるのかを自分で知ることから始まる。 便利はそれをなくしてしまったんじゃないかしらん。 ランキングボタンです。 クリック頂くとブログ更新の励みになります!

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