貸金業務取扱主任者の試験状況
貸金業務取扱主任者の試験が国家資格となって、その試験も3回が終了し、第4回が2月28日に行われる。資格が必須の人は全員が資格を取得することができただろうか?何せ店舗に1人は新しい制度での主任者が必須となっているため、営業ができるかどうかにかかっている。中には興味本位や受からなくても困らないような人もいると思う。貸金業主任者試験第1回第2回第3回第4回合計試験日8月30日11月20日12月20日2月28日-受験申込者数46,30617,78016,254 80,340受験者数44,70816,59712,101 73,406合格者数31,34010,8187,919 50,077合格率70.1%65.2%65.4% 68.2%未受験者数1,5981,1834,153 -不合格者数13,3685,7794,182 -第1回でかなりの人が合格し、1回目で13,368名の人が不合格、申込みしたが受けなかった人が1,598名合わせて14,966名いたが、第2回目にはその合計より多くの人が受験している。2回目も同様に不合格者5,779名、未受験者1,183名合計6,962名で、第3回目ではその合計を上回る人が受験している。 第3回の試験で未受験者数が急に増えて不合格者数と同じくらいいたのは、第2回の試験の合格発表より第3回試験の申込み期限の方が早かったので、第2回と第3回の両方を申し込んだ人が多かったのだろうと推測される。男女の構成比と合格率はあまり変化なく推移している。男性の受験者数や合格率は女性より常に高い状態だ。大きな会社の場合、テレビコマーシャルではほとんど女性が起用されているが、中小企業では特に男性中心の会社であろうと推測される。 第1回第2回第3回構成比男性85.4%77.7%77.0%女性14.6%22.3%23.0%合格率男性73.0%67.9%68.4%女性57.0%57.1%57.1%年齢別では構成比がおもしろい動きをしている。40歳代以上の構成比が減っている中、20歳代以下は増加し、30歳代は若干増えている。ベテランの人たちはほぼ受験し終わって、若い人達は合格率が低いのと、新たに興味を持って受験している人が増えたのかもしれない。20歳代以下の合格率が低いのにはいろんな理由があると思われる。 第1回第2回第3回構成比20歳代以下9.3%15.1%17.4%30歳代36.0%37.4%37.3%40歳代34.3%30.6%28.4%50歳代17.8%14.6%14.8%60歳代以上2.5%2.3%2.1%合格率20歳代以下58.3%59.5%58.9%30歳代72.2%69.2%68.0%40歳代73.4%67.8%68.6%50歳代70.1%61.7%65.9%60歳代以上67.8%44.2%45.9% 空調機器(精密空調) 温調機器 ジェットヒーター