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カテゴリ:ワイン
今日みたBJに連載されている『ソムリエール』という漫画に
十勝ワインの「アムレンシス」の話が出ていたので思わず雑誌を買ってしまいましたw ![]() ワタクシ、十勝ワインバイザーでもあるので十勝ワインは好きなのですが この「アムレンシス」というワインは、ワインという果実酒を好きになるきっかけになったワインでもあります。 今から1年半ほど前に、イタリアンレストランのオーナーと話していて飲んでみようと思ったワイン。 名前は知っていたけれど、ちゃんと味わって飲んだことはなかったワイン。 そんなこんなで、ちゃんと飲んでみようと思って買ったのが「アムレンシス1999」でした。 ![]() まぁ、たまたまお店にあったのがコレだったわけなんですが。。。 飲んでみてやはり驚きました! 以前飲んだときも思ったコトですが、その風味に驚きました! 舌に絡んでくるようでスッキリもしている。 『地元北海道にもこんなワインがあったのか!』 と、いいたくなっちゃいます^^ ※十勝ワインバイザーになってわかったのですが、1999年は十勝ワイン史上まれに見る できの良い年【グレートヴィンテ-ジ】でした。(1991、1999はグレートヴィンテージだそうです) 一番最初(ワインを味わおうと思った)のワインにこのヴィンテージが当たるのは実はすごいことかも。 そんなこんなで、いたく感激しワインについて興味(飲みたい~)と思うようになっていくわけですが・・・・・ヾ( ̄ー ̄*) アムレンシスというワインは十勝の山葡萄で作られています。 原料が野生のものなので、年々山葡萄を確保するのが大変になっているようです。 このアムレンシスというワイン。 昭和30年代、財政再建団体に指定された池田町は新しい産業を探していました。 そこで当時の丸谷町長は、町の青年たちと「ブドウ愛好会」を結成。 池田の山になっている山ブドウに注目し、「これでワインが造れないか」と考えました。 そこでまずこの山ブドウの種類が何であるかロシアへ行き鑑定してもらったところ、 結果は「アムレンシス亜型」でした。 ロシアではアムレンシスからワインを造っていたため、さっそく丸谷氏はこの山ぶどうからワインを造り始めたのです。 それが幻の「十勝アイヌ山葡萄酒」で、国際ワインコンクールで銅賞をとりました。 (これが現在のアムレンシスにつながります) かれこれ、今から約40年前の出来事。 ・・・と、こういう経緯をもつワインなのです。 (十勝ワインバイザー試験のときに習いましたw) 辺りを見回すと山葡萄、家の周りにもありますw (去年はこんな感じで実がなっていました。 だいたい採りにくい場所にいっぱいなるんですよねw) ![]() ↑ これから、あんなワインができるんかぁ・・・びっくりしちゃいます(゚ー゚*)) ![]() 昨年末に、1999年物のアムレンシス、地元の酒屋さんで定価より安く売り出されていたので お店に残っていた最後の2本買ってしまいました^^ 地元でもこのヴィンテージなどはあまり知られていないのかなぁ・・・ ちなみに十勝ワインのワイナリーである[ 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 ] (※通称:池田ワイン城)の直売ショップではアムレンシス1999がこの値段 ![]() えぇっぇっぇっぇぇぇぇっぇぇぇぇぇ!!!!!!Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!! いくらちゃんと保存してあるとはいえ、こんなにするの??? とびっくり。 そう考えたら、とぉーーーーーーーーーーっても得した気分です♪ さてさてσ( ̄、 ̄=)ンート・ 今日は、4月末に購入&定植した葡萄の苗をhttp://plaza.rakuten.co.jp/326cafe/diary/200804260000/ 垣根式栽培になるように杭とロープを設置しましたε(*'-')з ※垣根式とは「垣根状」にブドウのつるを這わせて栽培する方法。 ![]() ![]() 大きくなるとこんな感じにナリマス(撮影場所は池田町^^) んで、うちのはこんな感じに。 ![]() ![]() 2年くらいしたら、剪定したあとに杭&ロープを大きいものに交換する予定です 今はコレしかなかった・・( ̄. ̄;) つるが伸びてちゃんと垣根っぽくなるのか楽しみです♪ ワイン用の品種ですが、ジャムにもできるらしい。。。 というか、どう育つのかワクワクしちゃいます!! 今日はちょっと長くなっちゃいましたあ(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 4, 2008 09:53:05 PM
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