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食のモットーは実学です

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August 17, 2009
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カテゴリ:ワイン

昨日は、十勝・池田町ワイン城にて、
お盆期間限定で行っていたスパークリング・ワイン「ブルーム」の澱引き体験をしてきました。
090816_1451~01.jpg


地下にある熟成庫にて体験は行われました。
090816_1447~01.jpg
樽がいっぱい見えますね^^

この熟成庫、温度は15℃湿度70%に保たれています

090816_1448~01.jpg

090816_1448~02.jpg

瓶をさかさまにして澱を口に移します。

 

090816_1454~01.jpg

毎日1/8ずつ回転させて、その作業を2カ月行うそうです。

大変だ! 

 

090816_1452~02.jpg

ここで澱を抜く作業をします

茶色いのが、今回体験で自分で抜いた澱です

090816_1513~01.jpg 

 

 

こんな装置も使いながら最終的な熟成に向かいます

 

 

出来上がるまでに長い時間がかかる、スパークリングワイン。

辛口で美味しいです^^

自分で製造工程見ると、余計に感じてしまいますねw

 

 




ここからは長いので。。。
炭酸ガスを内包する発泡性ワインは、一般に3気圧以上のガス圧をもつものを
『スパークリングワイン』それ以下のものは『弱発泡性ワイン』として分類されます。
スパークリングワインの有名所といえば、「シャンパン(Champagne)」。
この名前は代名詞のように使われていますが、これはフランスのシャンパーニュ地方で
造られるAOCワイン固有の名称のことです。
※体験前のスタッフさんの説明にもありました。
 ブルームは6気圧くらいあるとか。

シャンパーニュ地方でも特定地域の、特定のぶどう品種を用いて造られるもので、
栽培、醸造などの生産条件についても、AOC法により厳しく規定されています。
そのため同じフランス国内で造られていても、規定からはずれるものは
シャンパンと呼ぶことはできません。
他国で生産されたものならなおさらのこと。
スパークリングワインまたは弱発泡性ワインと呼ばなければなりません。

スパークリングワインの製造法は、何種類かあるのですが十勝ワイン「ブルーム」では
トラディショナル方式を使っています。
 スティルワイン(泡の立たないワイン)をびんに詰め、糖分と酵母を加えて密閉し、
 びん内で二次発酵を起こさせるもの。
 発酵後も熟成、澱引きなどが必要で、最も手間とコストがかかる方式で、
 最高級スパークリングワインの製造に用いられます。
 シャンパン方式とも呼ばれ、その名の通りシャンパンはこの方式によって製造されます。
 しかしシャンパン以外はシャンパン方式とラベルに表記することはできない。


※瓶内二次発酵方式は細かな泡が長い間グラスの中に立ち上る魅惑的なワインとなります。


池田町でこの難しい方法のスパークリングをなぜ作っているかというと
この瓶内二次発酵ワインは、葡萄、土地・気候、発酵技術すべてに高いレベルが必要。
つまり瓶内二次発酵タイプスパークリングワインを作ることができば、
ほかのどんなワインも作ることができる証なんだそうです。
実際、2,500円程度で売っていても利益はほとんど出ず、生産本数も3,000本程度。
ワイン蔵の威信と自信の象徴とでもいえるでしょうか^^

まぁ、そんなスパークリングワイン「ブルーム」の澱引きなんですが
澱引き・・

澱(おり)とは、前述に合ったスティルワインに加えた酵母が残ったもの。
酵母は最終的にたんぱく質→アミノ酸と変化しワインに旨みを加えます。
その澱=沈殿物を瓶の入り口に
「澱引き」は澱だけを樽に残し、上澄みを残してワインを清澄化する作業です。


瓶口に集められた澱の部分だけ凍結させ、ふたを取ることで瓶の内圧で吹き飛ばす…って感じです。


 






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Last updated  August 17, 2009 06:11:28 PM
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