心臓手術体験記(大動脈弁閉鎖不全症弁置換術)

2020/12/11(金)13:35

ワーファリン服用の弊害

薬のこと(11)

ワーファリンやアスピリンを飲むことによる副作用として出血が問題になる。 機械弁を装着した私は一生この薬を飲み続けることになるが 厄介なのが心臓以外の臓器手術の時である。 勿論、歯科治療や生検検査も含むが、要は出血を伴う手術や検査を今までとは違って簡単には受けれなくなったという問題。 これは以外に手間である。 例えば胃カメラ。 最近は検査だけであればワーファリンの服用を止めずに検査しているらしいが 胃にポリープなどが見つかって切除する時には健常人なら日帰り手術となるがワーファリン服用者は入院してワーファリン服用を止め、ヘパリン点滴により血液サラサラ度を保ち、それからやっと治療を受けることになる。 入院から退院までだいたい7日程度かかるようだ。 私の持病として、心臓以外に胆石、前立腺肥大がある。 現状症状はないので経過観察となっているが手術への可能性はゼロではない。 機械弁を選んだのは、このような不便さを承知の上での選択であるが面倒な身体になってしまった。

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