2006/01/03(火)01:41
好きなものは?
今日感じた、自分の現時点での特徴。
あるいは、自分の現時点でのウイークポイント(弱点)。
1◆「計画をたてる」ことに必要以上のプレッシャーを感じる
2◆「私はこんな人!」と言い切ることを避けている
とりあえず2点。
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2について。
(1については前の日記へ)
◆「私はこんな人!」と言い切ることを避けている
私のここ10年の傾向として、以下のようなことがある。
・好き嫌いがあまりない(もしくは、ないと思おうとしている)
・あっても表に出さない。
・世の中のすべての事象に対して、
その「いいところ」や「効用」を見つけようとする。…※
※について、
こうすること自体は、自分の心のトレーニングとして価値のあることだと考えている。
だが、
自分が本当に信じているもの、好むもの、
あるいは忌み嫌うものが何なのか。
それを
自分の中ではっきり認識しておく
あるいは、他者に対して表明していく
意識が希薄になっているのではないか。
このブログで、
「自分の好きなこと」
「嫌いなこと」
を多少なりとも書いてきた。
書き出すことで、自分でも気がついていなかった心の中身が
洗い出されることもあった。
しかし、まだ足りない。
今後は「好きなこと、嫌いなこと」
を書く目的を意識しながら書こうと思う。
その目的とは
「自分の信念、こだわり、好み、ポリシー、などを常日頃心の中に宿しておくこと」だ。
自分で自分のポリシーがなにか、
わからなくなるようでは世の中に流されていると言える。
ポリシーが変化してゆくことは良い、
だが常に「今の自分のポリシーは何か」を意識しておくことにしよう。
そうすれば、
場合に応じてそれを表現したり、
隠すにしても心の中では確固としてポリシーを保っておくことができる(面従背腹の実現?)。
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前の職場(書店員時代)で、
恩師であるI先輩にこう言われた。
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朔夜さん、
「何を考えているかわからない人」
というのは一番つきあいにくいものですよ。
朔夜さんも、今よりも思ったことをもっときちんと表現した方がいい。
普段はニコニコしていても、
自分が「これは許せない」と思ったことに対してはきちんと表現しなければいけない。
表現すれば周りの人は、
「ああ、朔夜さんはこのことに対しては怒る人なんだな。
こういうことはいけないと感じている人なんだ。」
と、あなたの特徴をひとつつかむことができるでしょう。
そうすると、周りの人との壁がひとつ取り除かれて、
よりコミュニケーションがとりやすくなるわけですよ。
そうでなければ、
あなたがどんな人かわからなければ、
コミュニケーションも非常にとりづらいと思われることになるでしょう。
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当時この言葉を聞いて、
そうでない状態に自分を近づけていこうと思った。
しかし、まだまだだなあ、と思う。
まだまだ私は、
自分の好き嫌いを表現しないし、
自分の好き嫌いをあまり持っていない。
自分の好き嫌いを意識しないようにしている。
自分が「どんなキャラ」なのか決めかねている、とも言える。
実際の自分自身は混沌とした存在であるかもしれない。
二面性をはらむ、あるいは多面性をはらむ、自分でもよくわからない存在だと思っているのが今の自身への意識なのかもしれない。
だが、自分の特徴がつかめていないなら つかめていないなりに、
「私は他者に向けて『私はこんなキャラ』と発信しようと思っている」
最低限、これくらいの項目は決めておかねばならないだろう。
そうする中、同時進行で自分の特徴を認識するようにし
自分の特徴がわかってきたら、
その本当の自分に近いものを表現していくのが、
最も理想的であろう。