孫子「計 篇」 2,「勢とは、利に因りて権を制するなり」敵と交戦する段階に入るとさまざまな不確定要素が満ちており、戦争をする前の必然のみが支配する熟慮の段階から、偶然が起こりうる勢(機転)の状況となる、というようなことが書いてあります。 その偶然の生み出した一瞬の勝機を読み取り、一気に攻め込むような能力が必要であるということです。 ギルド戦に臨むにあたってギルド員を増やしたり、LV上げや装備を整える段階が熟慮に当たり、ギルド戦中に相手の主力が鯖落ちしたり、固まったというような不慮の出来事を素早く察知して一気に攻め込む(勢=機転)、ということがそれにあたるでしょう。 交戦中に敵の異常に気づくだけの冷静さと、それを指摘し、指示できるだけの機転が必要だということですね。 ・・・。 と、当時は書いておりました。 でも、気づきますか?相手が落ちたり、動けない状態であることに。 敵のHPを削ることが仕事である火力職にも当然、全体を俯瞰する目が必要でしょうが、私には素直に難しかったです。 が、それでは指揮する者として失格なのです。 それで考えたのですが、職業的に指揮に向いてる職があるんじゃないでしょうか。 私の理想と考える指揮者は第1条件として、硬いことです。 硬い、と言うことであれば、まず健康極のBIS&テイマー、そして同じく壁特化としての剣士が挙げられるかと思います。が、その中でも向いている職と考えるのがテイマーです。 運極ではダメですよ。 健康極であることが必須です。その硬さが乱戦での余裕を生み、冷静に判断を下せるのではないかと考えました。 そして、それのみでテイマーは一番向いていると思われます。 第2条件として、戦場を見渡せること、自由に動き回れること、などが挙げられるのですが、それとて硬さがあってのことです。支援に忙しいBISや壁とはいえ、敵と積極的に交戦しなければならない剣士には指揮は不向きでしょう。 もっとも、剣士、アーチャー、シーフであっても立派に指揮を取れるギルドマスターがいるのですから、結局、プレイヤースキル次第であるという結論にも落ち着いてしまいます。ですが、指揮を執りやすい、と言うことなら、やはりテイマーであろうと思います。 |