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火力剣士様が行く(;^ω^)

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孫子「謀攻篇」 11,

「小敵の堅たるは、大敵の擒(とりこ)なり」


軍を運用する原則です。


『自軍の兵力数が10倍であれば敵軍を包囲し、5倍であれば正面攻撃を仕掛け、2倍であれば敵軍を分断し、互角であれば必死に力戦奮闘する


そして、敵より少数である場合、巧みに敵の攻撃圏内から退却する

さらに優勢な敵と遭遇した場合、整然とした退却行動ですら困難であるから、近辺の地形を利用して潜伏する


相手との戦力差を見極めずに、小軍で大軍に臨もうとすれば、結果は全滅か捕虜かである。』





とのことです。


なお、今回、三國志の時代に乱世の姦雄といわれた曹操の孫子に対する注釈もみてみましょう。


紹介する必要もないでしょうが、曹操、字は孟徳(魏の武帝 155~220)






詳細がお知りになりたければ、曹操で検索すればいくらでも詳しい情報を得られるでしょう( ´∀`)






さて、その曹操ですが、


『吾(わ)れ兵書・戦策を観ること多きも、孫武の著す所は深し』


と、孫子に深い傾倒ぶりを示しており、孫子に自ら注釈をつけて幹部教育の教科書としたそうです。それが『魏武帝註孫子』であり、・・・・・・ま、どうでもいいですね(;^ω^)




また堅苦しくなってきたような気がするのでこの辺で止めにして、曹操の注釈を見てみましょう。




曹操によると、兵力差が10倍でなければ包囲戦は危険だという原則は、敵味方の将軍の能力、兵士達の士気、兵器や武器の性能がほぼ互角である場合に言いうることである、とのことです。味方の士気や兵器などが圧倒的に有利であれば2倍の兵力でも可能である、と言っています。


さて、5倍の場合は、5分の3で敵軍を正攻法で攻め、5分の2で退路を断ち、敗走する敵を殲滅する


2倍の兵力である場合、半分を正面から正攻法で戦わせ、残り半分を後方から奇襲するチャンスを狙わせる


同等であっても、兵法を用いれば、奇襲や遊撃戦(ゲリラ戦)を多用して勝利することが可能である


劣勢ならばその場から移動し、敵が追走してきた場合、地形的な優位や状況によっては優勢に戦局を変えることも可能である


さらに劣勢ならば、決戦を避け、各地を荒らしながら逃げ回れ、といっております。








ゲーム内でいいますと、正直、対等な条件(主にLV差)で10倍、5倍の戦力を持っているギルドと対戦することはあまりないかと思います。


そこで例として、30対10であり、味方が10である場合を考えてみます。これは数の上では劣勢ですね。


しかし、平均LVが30の方が100、10の方が300であった場合ではどうでしょう。これは、もしかしたら対等かそれに近い戦力を有していると判断できるかもしれません。


その場合に奇襲や遊撃戦を行えば、10の軍は各個撃破は可能でしょうから勝つことも十分ありえます。が、もし、戦力的に同等であるとの判断から正面から衝突すれば、これは賢明な判断とはいえないでしょう。


それこそ反対に各個撃破される恐れも十分あるわけです。


では、同じ条件で20対10の場合はどうでしょう。


これは自軍のほうが有利であるとの判断ができないでしょうか。


単純な計算ですのでこの通りに行くわけはないのですが、(人数)×(平均LV)=(戦力)とした場合、20人のギルドの戦力は2000となります。10人のほうは3000ですね。


この計算だと、平均LVが300のギルドは7人で2100の戦力となりますから、たとえ正面からぶつかっても対応できることになります。


そして、残りの3人が後方から、おそらく防御力かLV的に劣る敵を撃破してゆけば、これは有利に戦闘を進めることが出来るかもしれません。






単純な計算ですから、許してくださいね(;^ω^)





実際には各人の装備でも変わってくるし、一番大きな問題としてLV補正というものが存在しますので、上記のものだけでは戦力を計ることは出来ないのですが、多少の目安にはなるかと思います。


上記を踏まえていろいろ考えるのも面白いかもしれません。


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