2020/10/24(土)19:34
KUMON高進度学習と学力(偏差値)との相関性
今年の6月からKUMONに通い始めた長男。
KUMONだけではなく、
塾の勉強法を知ったりKUMONとの比較をしたく
浜学園の公開テストや希学園の入塾テストも受験しました。
その際に気が付いた
KUMON高進度学習と学力(偏差値)の
相関性についてまとめてみました
KUMON高進度学習者は学力が高いのか学力を一定方向から基準化することは難しいですが、
塾の公開テストの場合、
テストを受けた集団の中で自分がどれくらいの位置にいるかを
表す数値である偏差値が明確になります。
KUMONの学習のように、対自分ではなく、
塾の公開テストは、対集団となるため、
学力を図りやすいメリットがあります
現在長男は小学校1年生でD教材50レベルです。
KUMONでいうと、高進度学習者に当てはまります。
以前のブログでも紹介した、
進度一覧表基準認定法をグラフ化した図です。
高進度学習の1つの基準である3年先まであと一歩ですが、
1年生の中で上位5.5%に入ります。
▼先取り学習者の割合を算出した記事です
KUMON進度一覧表基準認定証から算出する 先取り学習の割合
そんな長男が
浜学園の公開テストや希学園の入塾テストを受験した結果がこちら
結果は惨憺たるもの(笑)
今回は算数を基準にみていきたいと思いますが、
基礎はほぼ◎。
しかし一方で応用問題が全くできていません。
KUMON高進度学習者=学力(偏差値)が高い
わけではありません。
とはいえ、KUMON高進度学習者は学年を飛び越えて計算方法を理解しているので
一定の学力レベルがあるのは確かです。
では、なぜKUMON高進度学習者でも塾の公開テストの偏差値が低いのでしょうか。
KUMON高進度学習者でも塾の公開テストの偏差値が低い理由公文は学力をつけることを重点におくよりも、
自分自身で集中して勉強する習慣をつけるもの
と考えるほうがいいと思っております。
KUMON高進度学習者でも塾の公開テストの偏差値が低い理由は、
応用問題の訓練を行っていないから。
例えば下記のような問題。
例問題青い鳥が2羽います。後から赤い鳥が2羽と青い鳥が3羽やってきました。
そのうち青い鳥が1羽飛び立ちました。
今青い鳥は全部で何羽いますか?
2+3-1=4 (答)4羽
このように式だけみると、KUMONっ子が得意な計算ですが、
文章題を式に落とし込むことができません。
このような文章問題は、
訓練し、解き方や考え方を覚える必要があります。
KUMONがNGなのではなく、
別途子どもの様子を見ながら
文章問題や図形などの
応用問題を平行して学習することで
塾などのテストの順位はぐんっと上がるでしょう。
KUMONに通う際に留意しておくべきことKUMONの問題はあえて代数計算に絞っているKUMONの先生は、中学受験のhow-to専門ではない学力より計算力をつけるもの
算数の受験問題に計算問題は最初の4問程度しか出題されませんあとは全部応用問題です。
「公文に通わせるにしても、どんなものなのか?」
をしっかり理解し、目的を持って通わせる必要がありそうですね。
▼過去にKUMONの進度を上げる我が家の取り組みについて記載しています
KUMON(くもん)の進度を上げる方法
活用教材紹介高進度で学習を進めるため
活用した教材を下記に記載します。
進度一覧表基準認定証では
B170認定でしたが、この9月末で長男はD50まで進んでいます。
わり算の筆算(5分間できるにかわるドリル)
かけ算の筆算(5分間できるにかわるドリル)
2けたのたし算・ひき算 (5分間できるにかわるドリル)
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