夜の１１：３０ごろ急に
LINE通話が立ち上がります。
「緊急事態」
電話の主は私の心の師匠からでした。
私がR婚する前からのおつきあいですが
シングルマザーの大先輩。
親としても女性としても敬愛する
美人で聡明な女性です。
その方からただならぬ状況だとSOSが。
「細魚ちゃん、ケータイ関係の
仕事してたやんか、
それで相談に乗ってもらおうとおもって」
以下、御本人の了解をえて
ざらっと概要を紹介しますと
大手の携帯会社で契約している
下のお子さんのキッズケータイに
全く説明のないまま
高額なパケットプランがついていた。
知らない間に５年間引き落とされてていた。
総額にして５０万円以上。
大手のお客様センターでは
「それは代理店がやったことですから」
と他人事だった。どうすればいい？
というものでした。
師匠、それは数年前に大手キャリアのお店で
多発して問題になったケースです。
必要のないオプションの抱き合わせ販売。
ただ、師匠のは非常に悪質ですね。
落ち着いてください。
代理店は店名からすぐ調べられます。
でも直接訴えても知らぬ存ぜぬでしょうから、
まずは証拠あつめ（契約書の控え等）
つぎに消費者センターに電話
それから、内容証明を送る、
最後の手段は少額訴訟です。
と伝えました。
師匠は
「え？なにそれ？」「そうなんだ」と
意外と何も御存知ない様子。
そうだよねえ。そういうことって
普通の人には縁がないものですから。
とにかく、不条理には屈しないこと。
あきらめないこと、それは絶対におかしいんだからと
凹みまくる師匠を励まし、就寝。
翌日できることをざらっと調べて
LINEで連絡。ネットって便利ね。
１．電気通信事業者協会（TCA）の相談窓口
２．消費生活センター(188)
３．少額訴訟の方法の紹介サイト→こちら
そしたらお昼休みにお返事が
「ごびんださい」
師匠の勘違いだったそうです。
高額なパケットプランは
上のお子さんの番号のものだったと。
「（笑）でもよかったです。」
とお返事。そしたら
「辛い時間を共有してくれてありがとう
どれほど心が救われたことか。」
って師匠らしい暖かいお返事が。
いえいえ、わたしこそ
師匠には感謝しきれないほどのご恩があるので
なんのこれしき、です。
それにしても、今回は笑い話ですみましたが
世の中にはこういうことたくさんあるんだろうな。
私はぼんやり
苦しかったあの頃を思い出してしまったよ。
3歳のチビと実家に帰ったころ。
最初はほんとに何をどうしていいやら
さっぱり分からんかった。ほんとに真っ暗だった。
でもあきらめなかった。
同じどん底にいても、下を向いてるのと
上を向いてるのとでは、全然違う。
あのときの経験はもう二度としたくないけど
あのときに学んだことは大きいです。
自分や家族が不条理な目に遭ったとき
だいじなのは
屈しない心。あきらめない心。
とゆーわけで ひさびさ過去記事まとめリンク
離婚関係INDEX
一番大変だったのは住宅ローン関係 こちら
２つのバナーをポチポチしていただくと励みになります。
いつも本当にありがとうございます。
（スマホの方はこの画面ずーっと下を
「パソコン版」に切り替えてクリックでpointはいります）
