カテゴリ:近況
鬼滅の刃ついに完結しましたね。 コミックス派だったので ようやく最後まで読めた、って感じです。 ![]() 徹頭徹尾、優しい作者の愛にあふれた作品で 感動の涙が止まりません... ![]() 以下ヲタク歴40年のBBAの感想 姫もいってますが、作者の 吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる )先生は 本来は決して万人受けするような 作風の方ではありません(失礼。ほめてます) それはこの初期作品集に顕著です。 (ワシは好きですけどけっこう読む人を選びます) ![]() 事実、キメツも当初は 連載打ち切りの危機にあったそうです。 それがここまで大人から小さい子にまで 大人気になったのは、 「柱」という天下一武闘会っぽい 強いキャラクターが次々登場するわかりやすさと 魅力的な鬼たちの登場 そして 女性作家ならではの優しい目線と思いやり。 これに尽きると思います。 男性作家ならば、 省略して通り過ぎてしまうような 脇役(いわゆるモブキャラ)にも 等しく、暖かい愛情をもって描いてること 誰ひとり欠けても、鬼舞辻無残を倒せなかったこと これに尽きるかなあと思います。 ![]() 珠世さんと愈史郎は(ゆしろう)は、 キメツの原点となった 短編集の冒頭の作品「過狩り狩り」にも 姿も名前もそのままに登場します。 鬼滅の刃23巻のラスト、 「死なないで下さいね」 っていう炭次郎の言葉に はっとする愈史郎。 それは何気ない小さなコマなんですけど すべてを悟ったワシ、 全集中で号泣。 大昔のアニメ「聖戦士ダンバイン」(1983-1984) ![]() この物語が、現世に出現した 妖精チャム・ファウの語る昔語りだったように 「鬼滅の刃」は、 愈史郎の語る昔話だったのかもしれません。 (ラストシーンは象徴的ですよね) 主役はもちろん、竈門炭治郎ですけど 彼が少年漫画の主人公っぽく、 チート能力に目覚めるわけでもなく 本物の剣士は「始まりの呼吸」の使える 継国縁壱(よりいち)さん ![]() 珠世さんと愈史郎、そしてよりいちさん。 結局、この物語はTVアニメにはまだ登場してない この3人の物語でもありましたなあ。 (鬼にされた珠世さんの復讐の物語ともいえる) もう続編やスピンオフは書かれない雰囲気なので ちょっと残念ですが ダラダラ長いよりはよかったです。 素晴らしい作品に出会えたことに感謝 ![]() ■本日もご訪問ありがとうございました■
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