仕事のできない人はPDCAがわかっていない のに どうすればいいか?聞く?
今日は よく聞かれる ことについて 書くのが面倒なので良い文章をみつけて抜粋させていただきました。抜粋したほうが わかりやすいのでは・・・・・(笑)でも いろいろなことに役立つので(遊びを含めて)ちょいと真剣に読んでいただければと思います。仕事のできない人はPDCAがわかっていないトヨタで学んだ男が説くカイゼン術の超基本原 マサヒコ :プラスドライブ代表取締役CEO が書かれた文章の抜粋です。「たいへん申し訳ありませんでした――」大企業の経営陣が深々と頭を下げて、謝罪をする。そんな記者会見の映像を、すっかり見慣れた方も多いのではないでしょうか。記憶に新しい東芝の不正会計を筆頭に、大企業の不祥事が続いた 近年海外に目を向けても、昨年上半期に販売台数世界1位に躍り出たフォルクスワーゲン(VW)が排ガス不正問題を起こし、日本でも大きなニュースとなりました。昨年11月には、数珠つなぎ的にVW傘下のアウディやポルシェなどでも不正が発覚。販売台数も株価も落ち込んで、ついにはトヨタ自動車が世界販売台数のトップに返り咲きました。なぜ、こんなにも頻繁に企業の不祥事が起きているのでしょうか?2011年3月の東日本大震災。大津波と原発事故の衝撃的な画像を覚えている方も多いと思います。当時、自然現象の「天災」と人が起こした「人災」という言葉を何度も目にしました。散々言われてきたことではありますが、「人災」は「人が起こすミス」ですから、防ぎうるものなのです。そして、企業の不祥事も個人の仕事上でのミスも、大小の差こそあれ、同じ「人災」といえます。筆者はかつて神奈川トヨタ自動車に勤めていました。世界トップの自動車メーカーであるトヨタ系の販売会社で自動車整備士(メカニック)の仕事をしていたのですが、トヨタグループの現場にまで浸透していた「あること」をたたき込まれたおかげで、社内の「技能オリンピック」で最年少優勝を獲得、「アイデアツールコンテスト」でも2年連続で全国大会に出場することができました。退職後も、PCサポートを担当したデルで5年連続の「顧客満足度ナンバーワン」を獲得し、現在ではみずからが立ち上げた会社を経営しています。筆者がたたき込まれたのは「PDCAサイクル」です。トヨタの底力は、「現場にあり」と言われていますが、その力の源は、現場の人間が「意識してPDCAを回しているから生まれる」といっても過言ではないはずです。ご存じの人も多いかもしれませんが、PDCAサイクルとはPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返すことで、業務をどんどん改善していく手法です。拙著『まんがで身につくPDCA』(あさ出版)で詳しく解説していますが、筆者はこのPDCAを意識して回し続けたおかげで、ミスをすることが極端に減り、たとえミスをしたとしても、きちんと「検証」して次の成果につなげることができました。ミスを予防するだけではなく、人を成長させ成果を最大化できるのも特徴です。まんがで身につくPDCA [ 原マサヒコ ]価格:1,296円(税込、送料込)「なんだ。今さらPDCAか」と思われるかも知れませんが、実際にしっかりとPDCAを回せているビジネスパーソンがどれだけいるのでしょうか。私がこれまで携わった企業においても、「PDCAくらい知っているよ」と言いながら行動に移せていないビジネスパーソンが大多数を占めていました。ここでは、正しいPDCAサイクルを回し、ミスを減らして大きく成長するためのポイントをお伝えしていきましょう。無計画ならまず「P」、残業が多いなら「D」どんな業種のどんな人にも有効な「PDCAサイクル」ですが、立場や置かれている状況によっても、重点を置くべきポイントは少し変わってきます。まず「Plan=計画」です。「1年の計は元旦にあり」と言いますが、ビジネスにおいて計画は必須です。計画のないところに結果は出せないものですが、実際にはしっかりとした計画を立てずにプロジェクトを進めているケースも散見されます。結果にコミットするためにも目標設定は重要ですが、プロジェクトに携わるメンバーの「指針」にもなりますので、しっかりとした計画を立てましょう。また、「毎日頑張っているのに終わらない」「どうにも集中力が続かない」といった場合には「Do=実行」のクオリティに問題があるかもしれません。一口に「Do」と言っても、ただ動けばいいというものではありません。高いパフォーマンスを発揮するための行動を意識しなければならないのです。トヨタの現場において残業とは、単に「仕事が遅いヤツ」と見られる原因になっています。残業になったときは、恥ずかしい思いをしたものでした。しかし、日本のサラリーマンはどうにも「残業ありき」で動いてしまう習性があるように思います。これには、「古くからの社風」や「残業代という制度」、「その残業代に頼ってしまう社員」など、多くの要因が絡んでいると思いますが、個人で考えるべきは「時間あたりの仕事の質」でしょう。すべての人間に平等に与えられた「時間」という枠組みの中で、いかに高いパフォーマンスを発揮できるかが、ビジネスパーソンに求められているといえます。そのためにできることは何でも取り入れ、とにかく「Do=実行」のクオリティを高める努力が必要になります。ミスを防ぐなら「C」、成果を上げたいなら「A」一方で、いくらアウトプット量を増やしても、ミスばかりするようでは時間の無駄になってしまいます。そうしたミスの多い方であれば、「Check=検証」に注力するのが望ましいです。ミスが起きるにしても、「ミスが起きる原因」というものがあるわけで、その原因を探って特定しないことには、いつまでたっても同じ失敗を繰り返すばかりです。企業が似たような不祥事を起こすのも、コトが起きてから個々で解決しようと「対症療法」の姿勢をとっているからではないでしょうか。つねに「Check=検証」を怠らない環境であれば、大きな不祥事など起きるはずもありません。また、自らの仕事で成果を上げたい、成長し続けたい、ということであれば「Action(改善)」をしっかりやるべきです。仕事というのは同じことの繰り返しではありません。つねに「もっとよいやり方」を探しながら過去の自分を超えていくことが大事なのです。トヨタの現場でも「変化をしないということは、仕事をしていないに等しい」とまでいわれていたほどです。ヤフーが徹底したPDCAとは?具体的に成果を上げている企業のPDCAサイクルの事例を簡単にご紹介しましょう。まずは、誰もが知るポータルサイトを運営しているヤフーです。パソコンとスマートフォンを併せて月間1000億ページビュー(PV)近い膨大なアクセスを持っています。そのヤフーのトップページにある「検索窓」に売り上げ増の秘密が隠されています。検索窓はずっと固定されているように見えますが、実は、何度も大きさが変わっています。これは「アクセス数を増加させよう」という「Plan=計画」に基づいて、「検索窓の大きさを変えることで、検索数が変わるのではないか」という仮説を立て、実際に大きさを何度も変えて「Check=検証」をしていったわけです。この検索窓の大きさを細かく変えていったことによって、ヤフーのアクセスは変化しました。結果的には従来から6ピクセル大きくしたことで、広告費に換算で年間4億8000万円もの売り上げ増につながったのだそうです。電話営業が面白いほどうまくいく次にリクルートの事例を紹介しましょう。ここで取り上げるのはある雑誌媒体の「電話営業」の話です。その部署では、雑誌に広告を出してもらうため、電話でお客様に説明してアポイントを取り、訪問して更に説明することで広告を出稿してもらう、という営業活動をしていました。その営業電話においては、当然ながら「断られる」ということも多々ありました。そこでPDCAです。このケースでは断られた時に「よし次!」と「Do=実行」を急ぐのではなく、「なぜ断られてしまったのか」と、各々に理由を「Check=検証」させていきました。そうすると徐々に「断られる理由」がわかってきました。そこから、1人ひとりの検証結果を結集し、誰でもアポが取れる「断られないための話術(トークスクリプト)」が作られたのです。この話術を部署全体で共有することで、どんなに電話が苦手な営業マンでも、入社したばかりの新人営業マンでも、面白いほどアポイントが取れる営業トークを繰り広げることができたのだそうです。このトークスクリプトは、今も進化しているということですから、PDCAを回し続けているのですね。今年こそ、8割が陥る「計画倒れ」から抜け出そう!最後にもう1つお伝えすると、PDCAは、「P→D→C→A」と1周して終わりではない、ということです。「A」まできたら、また「P」に戻り、さらに高いレベルの「PDCA」を回すという「スパイラルアップ(らせん状の成長)」を遂げていくというのがPDCAの本質です。だからPDCAサイクルといいます。筆者の体感値ではありますが、8割ほどの企業が「Check=検証」を怠っており、「計画を立てても結果がついてこない」「やるべきことに追われて日々が過ぎていく」という状態です。振り返りができなければ、次の「Action=改善」にもつながりませんから、成長も見込めません。強制的にでも「Check=検証」の時間を設けて定期的に振り返り、ミスの撲滅や自己の成長につなげていく。PDCAを意識して回して続けている限り、成長し続けることができるはずです。私の感想的には マネージメントの考え方は 表現こそ違え みな同じだと思います。(極論ですが)これはドラッカー的に言う、問題に集中する 事後対応の典型的な方と機会に集中する チャンスメイクできる 方の違いを 具体的に書くとPDCAに なりますよね。計画性があいまいな方は 想定もあいまいなので 問題に追われ 問題に集中するしかなくなります。しかしPDCAを 理解し ある程度 セルフコントロールができれば 問題は極端に減り機会に集中できます。 機会に集中できれば 未来は変わっていきますが、問題に集中すれば 過去の清算の追われることになり やがて自滅します。「一生懸命やったのにうまくいかなかった」と聞くことがありますが、 最も多いのは 上のタイプの方です。問題にいくら集中しても 未来はできません。自分がどこに立ち 何ができ 何をするべきかよく理解して PDCAに 取り組めば3か月後には 今と違う未来が見えてくるはずです。きっと・・・・・(笑)