『ぐりとぐら』ファンは必見!
『たからさがし』(福音館書店)作:中川 李枝子絵:大村 百合子定価:780円(税込)日本が誇る名作絵本『ぐりとぐら』。中川&山脇(旧姓大村)ご姉妹に、こんな絵本があったなんて、ご存知でしたか?娘が通う幼稚園では、毎日絵本の貸し出しがあるんですが、今日の絵本がこれ。手渡されたとき、わたしはびっくり仰天!「なに?なに??この絵本。ぐらの耳がのびてる!」(注):青いずぼんが「ぐら」でしたっけ?(笑)「のねずみじゃなくて、のうさぎみたい!」「この男の子。ひょっとして、ゆうじくんっ!!!」(注):『そらいろのたね』主人公がゆうじくん!・・・っと興奮状態。早速読ませていただきました。すると、「ぐりとぐら」シリーズと同じ空気が漂っています・・・。さわやかな風と体を動かす心地好さとおいしいおやつ!違うところは、時間を感じさせる おばあちゃんが登場するところ。男の子の名前はやっぱり「ゆうじ」。うさぎの名前は「ギック」。(グリ・グラとカ行濁音が似てます!)ある日。2人が同時にいいものをみつけて、かっけこやら はばとびやら、いろいろなことをして競います。勝負がつかない2人は、ギックのおばあちゃんのところへ相談に。おばあちゃんが考えた最後の勝負は「たからさがし」。2人は一斉にかけ出して・・・最後は、お楽しみのお茶の時間です。「ぐら」と同じ青いズボンをはいているギックは、ゆうじと勝負がつかないくらいのライバルで、いい男友達って感じなのです。いいな~っ、男の友情!自然の中で、おいしい空気を吸って、体を動かして、おいしいおやつをちょこっと、みんなで食べる幸せ・・・。「ぐりとぐら」でも共通のテーマです。これって、わたしたちの幸せってことでしょうね。わたしはそう思います。 書籍画像使用許可いただきました。うれしい!私の文章、長~くて、読みづらいので表記を変えてみました。どうかなっ?