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カテゴリ:哲学
人間を生物を言葉を理解するそもそもの脳を理解するには、理科系文化系では2足歩行の不安定さがあり、これに宗教が加わると、宇宙の原理の3つの視点が生まれてより理解が深まり、それと同時に分からないことも永遠に増えていくのだろう。 学問は所詮人間の思考の集大成の枠を超えられず、宗教の経典や概念、口伝伝承や神話の類いのベースは神がかりであり、是非を問うても致し方ない領域で、それは泥水から進化したとされる人間というそのものが有り得ない欺瞞だから、到底神の領域には足元にも及ばない人間の知能では辿り着くことが不可能だろう。 安部公房氏の若者受けするという方向は、正に中国の遵法精神の足りない超高度経済成長に直結していて危うい。 歴史伝統文化や宗教的慣習の上で成り立っている、生活習慣の中の制約や自己規制の動き辛さを取っ払って蔑ろにしていくと、金の価値観や欲望の価値観が優位に立ち、それによる開放的な欲求に邁進できるかも知れないが、思考の中心軸の自分を形成してきたその伝統的なものをもってないと、挫折や環境が変わった場合にニュートラルな自分自身に立ち戻れず自分すら見失うだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.04.02 10:53:57
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