卒業ホームラン
有名な、中学受験生の必読書ですね。娘の中学受験時代、いろいろな方のブログを参考にさせていただきましたが、国語の攻略では頻繁に紹介されている一冊です。娘も5年生時に読破しました。その後の四谷大塚週テスト、合不合、首都圏模試など連戦しましたが、様々なところで出題があったとのことです。日能研の通称銀本も朝読書で読破しましたが(問題解かずに読むだけ)やはり卒業ホームラン含め重松清さんの作品は頻出だったとのことです。受験終了からしばらくは、余韻と脱力感でのんびりしていましたが最近、中学受験の使用教材を振分けしています。保存、破棄、メルカリ、次の受験生へプレゼント教材整理の途中で目に留まって、つい読んでしまったのが卒業ホームラン。掃除が進まない典型ですね号泣しました💦子ども向けの本と思って軽い気持ちで読んではいけません。カフェでコーヒー飲みながら読んでいたら、完全に怪しいおばさんでした重松清さんは、子どもの心情を表現するのが本当に上手です。今、小学生のこどもかつて小学生だった大人小学生の子どもをもつ親それぞれの立場から共感でき、それぞれの立場から感動できるお話ではないかと思います。ちなみに、小学生男子を描いた作品卒業ホームラン小学生女子を描いた作品まゆみのマーチですね。男子特有の思春期入り口の心情、女子特有の心情同じ年代でも違いが明確で興味深かったです。私もこのような時代があったなぁとノスタルジックにひたりつつ最近、ちょっぴり難しい年ごろの姉妹たちの言動は、こんな心情の現れなのかなぁなど客観的に考えるよい機会にもなりました。私は、すでに充分大人なので、子ども時代を振返り、そして、小学生の母としてこの物語をとらえることができます。でも小学生としてストレートにこの物語をとらえることができないのは少し残念です。小学生時代に出会いたかった一冊です。ユーチューブやゲームなどいろいろ楽しいことが多い小学生読書の時間は後回しになりがちですが今の感性は今しかないので、今おすすめの本を今読んでおくと良いかと思います。「大人になってもう一度読んだとき、一冊の本から感じられる幅が広がるから。」と娘たちには伝えています。成果が現れたかはわかりませんが算数苦手女子の長女がY60(首都圏模試70)程度の学校に進学を決められた理由の一つは国語のアドバンテージだったと思います。算数、偏差値40台常連でしたので、塾の算数担当の先生からはミラクルと言われています最難関を目指す優秀なお子様には参考になりませんが、壊滅的苦手教科をギリギリ平均に上げつつ、得意教科で4科平均釣り上げて志望校を目指すという方法も存在しました。中学生にお勧めの本40代にお勧めの本娘たちにオススメしたい本、私が読んでみたい本山積みです卒業ホームラン 自選短編集男子編 (新潮文庫) [ 重松清 ]まゆみのマーチ 自選短編集女子編 (新潮文庫) [ 重松清 ]有名なのと出題が多いのは圧倒的に卒業ホームランですが、女の子&女子母にはこちらも是非【送料無料】 2020年度受験用 中学入学試験問題集 国語編 女子・共学校 中学入学試験問題集シリーズ / みくに出版編集部 【本】問題は解かずに朝読書で読んでいました。どんな物語が多いか、テーマが多いか、小説も論説文もこれだけ読むと出題つかめるそうです。友情、家族とか環境問題、差別問題、SDGsなどなどちなみに5年生~6年生で2年分(2冊)読みました。あくまで読むだけ・・・。