横須賀の倒産企業
横須賀 パチンコ店の凋落帝国データ-バンクの報道によると、その昔新聞紙上で、長者番付けでは何度も上位に名前が挙がっていたパチンコ店経営者の会社が倒産したという。 先代が亡くなり息子さんが一生懸命後を引き継いだものの、パチンコ店の景気が悪くなると同時に、多額の借入金が重荷となって倒産に至ったものと思われる。残念な結果です。横須賀市久里浜地域では駅前に3店舗のパチンコ店を擁し、儲かっている会社として有名だったパチンコ店も、先代のお父さんがお亡くなりになり、息子さんにバトンタッチをされたが、パチンコ業界の不況と今までの多額の借入金が負担となってついに倒産に至ってしまいましたらしい。新聞紙上では何度も高額所得者として名前を紹介されていましたが、他の経営者同様に経験もない不動産に手を出し、それが売れ残って債務超過となってしまったのが痛かった。マンションにしようと購入された山梨県の土地は塩付けとなり、他の不動産も有効利用されていない土地が多々あった。弊社でも不動産取引があり、久里浜店の土地は松井商事から購入したし、山中湖の湖畔に持つ別荘地は高い金額で販売させていただいた。その昔、日経新聞が単行本を出しそのタイトルは「会社の寿命は30年」とかいう題名で売り出しをしブ-ㇺとなりました。まさに「会社の経営はうかうかしていると短命で終わる」とのタイトルそのままです。経営者は経験もない、ノウハウもない異業種への展開は鬼門です。借入金は少ないほど企業は安定する。何十億円売り上げがあっても、それ以上の借入金があれば経営は不安定になります。(有)ジェイエムシイと関連会社の(有)ジェイシイー(法人番号:1021002064633、神奈川県横須賀市久里浜1-5-11、パチンコ・スロット店経営)、(有)松井商事(法人番号:2021002066876、神奈川県横須賀市久里浜4-7-15)、(有)久里浜松屋(法人番号:9021002063990、同所、紳士用品販売)の4社は、11月27日に東京地裁より破産手続開始決定を受けた。破産管財人は尾崎 毅弁護士(山田・尾崎法律事務所、東京都港区赤坂7-5-7 赤坂光陽ビル5階、TEL 03-3585-7451)が選任された。負債総額は、(有)ジェイエムシイが5億1,000万円内外、(有)ジェイシイーが2億円内外、(有)松井商事が1億5,000万円内外、(有)久里浜松屋が3億円内外、4社合計で11億6,000万円内外が見込まれている。破産債権の届出期間は令和2年1月15日まで。平成11年5月設立のパチンコホール経営業者。京急久里浜駅近くでパチンコホールやパチスロ店などを経営し、ピークを迎える平成26年12月期売上高は8億円内外を計上していた。その後、競合店との競争を強いられて来客数は漸減し、減収基調で推移していたが、平成29年に会社分割をして店舗の経営権を地場大手パチンコグループに承継。以降は実質的な活動を停止し、今回の措置に至った。関連の(有)ジェイシイー、(有)松井商事、(有)久里浜松屋は同社の破産に連鎖した。