2018/03/12(月)15:25
★高値売却を目論んだ末に、5千万円損した投資家の話★
収益物件ブ-ムは衰えを見せず、売り手と買い手が売買金額を巡って駆け引きを展開しています。
弊社にもビルを5億円で売り込んできたオ-ナ-が、欲を欠いた末に駆け引きに失敗して5.000万円の損失を被ったお粗末な話。
毎月、沢山の売りビルや売りアパ-トの情報が弊社に、もたらされてきます。
ある駅前に建っているテナントビルでは、最初に5億5千万円を提示して弊社に購入を打診してきました。
資料を見た私はすぐに「買います」と仲介者に即答して、買い付け証明を手渡し、契約日の希望まで書き入れました。
所がそれから相手より何の連絡も来ない。
仲介者に催促しても一向にらちがあかない。そこで業を煮やした私は購入をキャンセルしました。
その後、他の仲介業者から同じビルが、売値を6億円とする資料が送られてきました。つまり5千万円も高く売りに出していたことが判明した。
それで売り抜けられれば大成功の話ですが、キャンセルしてから約8ヶ月経ち、売れないビルが今度は5億円と値下げしてまた売り込みにきた。
売り主は少しでも高く売ろうと駆け引きをした結果、希望値で売れないため逆に価格を下げざるを得なくなったものと思われる。
私の性格として、縁がなかったビルは価格が下がっても買いません。
さて、幾らまで下がるのか高みの見物です。
不動産はあまり欲張ると損失を招くことがありますのでご注意を!
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