不景気の株高と勘違いしないで。これから実体経済はどんどん悪くなる。

2020年05月10日

　最近株価が戻り歩調で、投資家を喜ばせています。
証券会社はここぞとばかり「今が株の買い時です。株を買って下さい」と、営業を強めている。
しかし認識を間違ってはいけません。現在株価が戻り歩調なのは、カラ売りしていたプロの投資家（機関投資家を含めて）が買い戻しをしていて、売り物が少ない中だから株価が上昇しているだけです。決して底値を打って上昇局面に向かう状況ではない。

株式市場が戻り歩調とばかりに、評論家や証券会社の営業マンが株式投資を勧めています。しかし待ってください。コロナウイルスの影響はこれから本格的に出てきます。

自動車会社も買い手が減り売り上げは急角度で落ちています。
食に関係する会社は軒並み赤字に転落する。
つまりコロナウイルスの影響はこれから実体経済にマイナスて作用してきます。

赤字になった会社を株価が安いからと買うのは危険です。
いつ業績が回復するのか分かりません。５年先になるか１０年先なのか....。

それよりもコロナに影響されず好調な業績を上げている会社の株を買う方が賢明です。日本製鉄や神戸鋼は大幅赤字になります。業績の急回復は望み薄だ。

株式投資をするなら今は我慢して、銘柄選びに没頭する方がいい。勉強しましょう。
やがて本当の買い場がやって来ます。それまで期待して待ちましょう。

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最終更新日 2020年05月10日 17時27分20秒
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