不動産会社の土地、建物の仕入れが激化しています

2021年05月29日

　業績好調な分譲専門不動産会社が「販売用の土地や建物」の仕入れに大苦戦しています。
仲介専門会社は取り扱い物件が少ないだけに業績が落ち込んでいる。
コロナ下で不動産会社が生き残るのは、物件の買い取り再販しかない。
そこで勝ち組になるには土地や建物を買い取る「自己資金力」あるいは「金融機関からの資金調達力」のある会社とふるいをかけられるわけだが、注意ア専門業者が急に分譲業に転身しても上手く行かないジレンマがある。

横須賀市内の不動産業界でも家族経営や、一人経営者のシェアがどんどん落ち込んで、多人数で攻勢をかけている不動産会社が鼻息が荒い。

レインズやネットに掲載される前に、良質の不動産は業者間で速攻で取引されてしまい、一般消費者の手に渡ることが少ないのが実情だ。

今まで横須賀を見向きもしなかった東京方面の不動産業者の進出もまた、地元の小さな不動産業者の活動力を奪っています。

誰の目で見ても金額が高い物件、立地が悪い。建物が古い物件は数年間売れずに棚ざらしになっているが、適正価格で立地条件が良い物件は引く手あまたでなかなか手に入らない。

競売物件も地元の不動産会社は相場を知っているだけに高値買いは見送るが、他市から入札してくる業者は平気で相場の２倍の金額でも入札を入れてくるから恐れ入ります。

臼井不動産は毎日販売情報を丁寧に調査し、土地や建物、特に商業ビルや店舗に買いの手を入れているが数多くは買えない。６月からもっと積極的に金額を上げて買取戦線で勝ち抜く覚悟です。いま仕入れてある物件は、ほとんど買い手の目安がついていて物件不足に苦労しています。

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最終更新日 2021年05月29日 22時33分51秒
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